まいにち きらきら

もっと今を愛さなきゃだね

音と言葉紡ぎ描く芸術

 今週の日曜日、私はとんでもない企画を発見してしまった。

 

 

 

そう。

櫻井翔ラップ大賞2017である。

 

なんて画期的かつ革命的な企画なんだ…ジーザス…

 

もともとジャニーズ楽曲大賞に寄せられる才能を持て余したオタクたちのコメントを読み漁るのが大好きだった私。 

 

普通のオタクでも秘めたる才能を爆発させているのに特に言葉に敏感でどことなく知性がある(私調べ)な櫻井翔くんファンの皆さんが本気でその才能を大爆発させたら?

 

むり!めっちゃみたい!それ知れただけで価値あり!!!!!

 

 

その上テーマは『サクラップ』と来た。

これ解釈の仕方が人によってめちゃくちゃ変わるやつ。もう楽しい。見る前から楽しい。

 

 

そこで私はみなさんのツイートやはてブにお邪魔させて頂いてもうしあわせホクホクな気分で今このブログを書いているわけです。

 

 

いやあ〜もったいない。

もったいないね櫻井担。

 

こんなに面白い文章が書けるのにね!どうして隠れてるの!!!もったいない!

 

 

まあきっとその才能が遺憾なく発揮される対象は興味のあることだけなんだろうね。だから永遠にオタクなんだよね、、シクシク、、

 

 

 

だけど私にはそんな爆発的な才能はない。

見ているだけでいるつもりだった。

 

一応ブログをやっているけど基本的に自分の考えを整理するために投稿しているようなところがあるから、マジで面白みがない。

 

 

マジでガチでつまらない普通〜〜の櫻井翔くんファンな私。

 

その上ラップについて語るなんて、私に出来るだろうか、、、櫻井くんの素敵なラップを私の言葉で発信することによって500tくらいで圧縮されてペラペラ通り越してもう粉々じゃねえかよ!原型とどめてねえよ!

ってなってしまうのがすごく嫌で、今まで手を付けたことが無かった。

 

 

だけど本当は新曲が出るたびにリリックを書き出して分からない言葉の意味を調べたりしながらラップ解釈を(勝手に)やっていたりする。すん〜〜ごい楽しいんですよね、実は昔出した曲との繋がりがあったり(と勝手に思っている)とかね。

 

いつか調べたいとは思っているんですけどHIPHOP文化や本格的なRAPへの造詣は今はまだあまり無くて、そういう音楽的な面から櫻井くんすごいな〜!って感じられるほどの知識じゃないのであまり語れることはないんですけど、この韻の踏み方シビれる!とかこの言葉の流れが綺麗だな、とかそういったことはたくさんたくさん感じてきたことがあります。

 

 

今回、色んな方々のブログを読ませて頂いて、すごく楽しませて頂いたし櫻井くんが好きだ!櫻井くんのラップが私は好きなんだ!と本人には届かずとも外部に発信できる良い機会だなと思ったので、初めてこういった記事を書かせていただきます。

 

 

それでは本題に移ります〜!

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櫻井翔ラップ大賞2017

【名前】なつ子

 【担当】櫻井翔さん

 【好きなラップ】

 

"好きなラップ"を考えてみたんですけど

どうしても、どうしても!

 

3つには絞りきれず。

どうしようかなと思ったんですが

 

 

本当は一番大好きな()Hip pop boogieですとか、Re(mark)able、COOL&SOUL等々の所謂『みんなが挙げる』であろうガチガチの名曲のランクインは控えさせて頂きます。

 

きっとそんな素敵な曲達にはもっと才能溢れる素敵な方々が素敵なコメントを添えていらっしゃると思いますし、ブギーに関しては1記事分くらい書いてしまう気がしますので(笑)

 

今回は"みんなに改めて聴き直して欲しい!櫻井くんのすごいラップ"をテーマとしたベスト3を挙げさせて頂きます。

 

 

これじゃあ櫻井翔ラップ大賞2017の本旨からは若干ずれてしまう気がしますが(笑)

 

とりあえず書いてみたいと思います。 

 

3位:Asterisk

理由:純粋に表現がめちゃくちゃ綺麗。

私と櫻井くんはきっと同じ宇宙を見ている(?)コンサートのOP曲でキラキラ3割増しだったのもあるかもしれないし、ファンライトの星空が綺麗だったからかもしれないけど、櫻井くんがラップ歌ってるあの瞬間はたしかに同じものを見つめていたはずだ。って言えるくらい的確な上に綺麗な表現で

詩的にもとても好きだなと思います。

国語の教科書に載せてくれたら私それだけで寝ないで1年保つのにな()

 

 

2位:Tell me why

理由:櫻井くんってラブソングのラップも描写がめちゃくちゃリアルでなんかヤラしい()ですよね。ああいう曲書いてる時って想像しながら文字に起こしてんのかなやっぱ。言葉だけ降りてくるわけないもんなあ。ていうか女の子と一緒にいる時そんなこと考えてんのかな櫻井くんったらえっち…スラッシュスラッシュ

 

ってなっちゃうオタクなんですけど

(言うてコンサートで聴いたら悲鳴上げまくってめちゃくちゃ興奮している、多分インザルームのラップの間だけで5人は子供産んだちょろおた)

 

Tell me whyだけは毛色が違った。

櫻井くんの心の奥に蔓延る闇を見てしまったのかもしれないと感じて一度聴くのをやめてしまった曲である。今はめちゃくちゃ好き。

 

まあ櫻井くんには深い闇があるらしいですし


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私はこの曲を闇深ソクバッキーDV彼氏の曲だと解釈しています(超歪曲解釈)

しゅがそるの女々しさとは訳が違う。この引きずり方。あれはあれでしんどいけどな。

 

 

この曲はワケアリで好き同士なのに別れてしまったカップルの曲ですが、その訳は明かされないままです。

 

だけど、愛を信じられず怯えて暮らしている彼がやっと見つけた愛しさを受け止めきれずに好きだという気持ちを上手に表せない、というような描写が歌の部分に出てきます。

 

はじめてこんなに好きになって、愛を知ったのに、こんなに幸せで絶対に守ろうと決意したのに、その愛情の矛先はまた"疑うこと"であり"縛ること"であった、と感じます。

 

きっと彼女はそんな生活に耐え切れず好きだったのに家を出た。だけど彼は"君は今どこで誰に素顔見せてるの"と思っている。

 

"笑い合う日"もあったのに、

"バカねと呟き泣いた目"に何も言えなかった。

 

昔は幸せだったのにいつからこうなったんだ、と自己嫌悪に陥る彼ですが。

 

それじゃあまた逢えたらね

"またね"

No...please back again

 

いやいやいや!!!!!!!!!

嘘でしょ!!!!

 

10何年前まで

あ、サヨナラじゃないよね、また会えるから。

 

…YO!YO!YO!

 

ってなってたやないか!!!(ディスってない)

 

溢れでる狂気。

 

「またね」ってドアが閉まって

 

「無理!!!!戻ってこいや!!!!!!!!!!」

という激情。めちゃくちゃ怒っています。

 

もうこわい。

スイッチが入ると乱暴してふと我に返って

ごめんね、俺ダメだねって落ち込むタイプ、

なのにいつもより遅く帰ってきたりするとどこ行ってたんだよ誰といたんだよ、どうせ俺なんかよりイイ男といたんだろうって疑ってかかってどんだけ違うって言ってもスイッチはいっちゃうタイプ。あーこわい。自分の想像力が怖い。

 

 

だけど自分の中に全く無い発想だとしたら書けないと思うので、

 

いつもニコニコしていても

"あーもう全部どうでも良いよ好きにしろよ"って投げやりになる時とかもあるのかもしれないなあって。

 

すぐご機嫌斜めになっちゃうし素直じゃないから自分が悪くても可愛くないこと言っちゃうタイプだと思うので、多少はそういうところがあると思います。

 

心の闇、少しだけ想像させてくれてありがとう。ごちそうさまです。

 

これ以上はちょっといいかなo(^o^)o

 

 

1位:スサノヲ三銃士(COOL&SOUL,Rock this,心の空)

理由:一曲じゃないんか〜い!!!!!!ちゃんと決めなさいよ!!!って思いましたよねみなさん?私も思いました!しかもあんなに前置きしといてCOOL&SOUL入ってるしな!!めちゃくちゃやなこいつ!!!!(スライディング土下座)

 

だけど私の中ではこの子たちはセットなんですよね。どうしても。切っても切り離せないというか。

櫻井くんのラップには日本の神話に出てくる人物?神様?たちがよく登場していますよね。

Re(mark)ableにも直接的な描写はありませんがそれを連想させるような歌詞があったり、Hip pop boogieにもアマテラスが登場します。もしかしたらまだ私が見つけていないところで櫻井くんは仕込んでるかもしれないし(笑)

 

櫻井くんの中で意図的に使い回されるラップって結構あるけど、スサノヲ様のラップが辿る変遷がやっぱり一番好きだ。

 

で、謝罪しておきますがスサノヲ三銃士と言っておきながら、COOL&SOULにスサノヲは出てきません。()きっと皆さん気づいていたと思いますが。

ご容赦ください!私今ルール違反にルール違反を重ねてしまってる感じですけど!許してください!!!アマテラスは出てきます!!!!

 

でもすごいと思いません?

10年以上櫻井くんのラップに一貫性を持って登場してるものってこれしかないと思うんです。

 

自分なりの解釈をしたくて日本神話にめちゃくちゃ詳しくなってしまったんですけど私ラップ書かないので活用する場所がなくて困ってます。どうしよう櫻井くん。

(今は高校で古文を習ってから『夏の名前』のラップに古文的な要素を含んでるって櫻井くんが言ってたからちゃんと勉強してからリリック見てめちゃくちゃ綺麗じゃんー!!!!!最高のラップ!いやもう古文存在してくれてありがとう地球ありがとうってなって今は古文の読解にハマってます(極端)でも模試で強いよありがとう🔥)

 

 

話が逸れちゃったんですけど。

スサノヲ様ね。本気で3曲分解釈入れると大変な文量になってしまうから端的に紹介しますね。

 

まあCOOL&SOULは嵐の宣戦布告的な歌という立ち位置だと思うんですけど。

 

アマテラスの頃から 俺らは地上の遥か外側

 

自分たちこそがスサノヲ(=嵐、暴風雨の神様)であるよ、と言っているいわばスサノヲ三銃士のプロローグ的な曲なのかなと。

 

"パイオニア"や"二番煎じ"という言葉から伺えるように

 

「俺らが原点となってこれからてっぺん獲りに行くから見てろよな!ついて来いよ!」

 

 

っていう骨太男前アイドルソングなんですよね。まあこれは周知の事実だと思いますが。

 

こういう櫻井くんの、そして嵐の

平和主義に見えて実はメラメラ野心を燃やしているところが最高にカッコいいなと思います。

きっと"トップになる夢"を掲げるような子たちではないだろうに、とあの頃驚いた人たちもこの曲を聴いた時は何かが動くのを感じたんじゃないかなあと思います。

 

では続いてRock thisに移ります。

 

不可能を可能 we're likeスサノヲ

すんげー!!!!!!!不可能を可能にする男たちとな!有言実行な感じが痺れる!!

これをスーパーアイドルと呼ばれるようになった嵐が歌う強みったらもう。ついて行くしかない。

 

今から未定です(What!)見える明日を過ごすのはてんで御免です

などから読み取るに

人気が出てきてから勢いで突っ走ってきて、この先何が待ってるかはわからないけどとりあえずこれからも今までと同じように道を切り拓いていってやるぜ!ヒェア!(軽い)

っていうニュアンスの曲だと思うんですね。

 

あと今度は、

此処から我々にお任せ

あなた方の前じゃ誤魔化せんぜ

っていう、「その先まで連れてって見たこと無い景色見せてやるからまあまあついて来いよ」みたいな明確な宣言をいただきまして。

 

ああもう無理ですねファン辞められないです。どんどん先まで走り抜けていく力はあるのに、ふと思い出したように立ち止まってこちらを振り返ってくれる。なんなら来た道を駆けて私達の元へ戻ってくることも厭わないような、「まだそこにいたの?」っていたずらっ子な笑顔で笑い掛けて来るような姿は何年経ってもずっとずっと変わってなくて。

 

罪なスサノヲ様たちね。

大好き。

 

 

そしておそらくスサノヲソング()はこれで最後になるでしょう。心の空。

 

正直スサノヲアマテラスと来たらツクヨミが来ると思ってた。安直すぎたかもしれない。

やっぱり櫻井くんは想像の斜め上を行った。

 

まあ曲自体はジャパンはクールで良いところだよ〜フォレインピーポー!!!!!侍サムライSAMURAI!カッコイイね!!!っていう歌なんですけども(布袋さんに謝りなさい)

 

 

まあRAPが強い。

心の空のラップは櫻井くんの知識と言葉を紡ぐ力が総動員されているなと特に感じます。

櫻井くんは頭が良いな〜と痛感させられる曲ですね。多分ファンじゃない人が聴いたら日本ええところやでっていう曲のテーマに沿ったラップなんですよね。

 

だけどラップの後半3行。私初めて聴いた時おったまげました。櫻井くんがこんなに執念深くスサノヲにこだわりつづけた理由が見えたというか。何年も何年もこの日のために伏線張ってたのかと思わされてしまった。(これは櫻井くんのみぞ知る)

 

ヤオヨロズ集合(We're like 五奉行

ずっと不動の地へと ゆこう

スサノヲ散らす風防(you know)

昔はすべてのものに神が宿っているという考え方であったため、Hip pop boogieに出てくる「津々浦々八百万の長 万物に宿りし神々の子」と同じ解釈の仕方で言うと

ヤオヨロズ =ファンのみんな

であると言えます。

 

昔はファン(私)が日本神話風に歌に登場するならクシナダヒメなのかな〜〜なんて調子に乗ったことを抜かしてたんですけどね。嵐はそういうこと言わない子たちだった。

 

ずっと不動の地とは

前年のTakeoff!!!!!にて飛び立った光る6の輪の向こうと同じ行き先、すなわちトップだと考えています。あ、まだトップ目指してる。どうしよう。ついていくしかなくない?

 

俺たち元はスサノヲだったんだから

風当たり強くても意味ないよ?蹴散らしちゃうよ?分かってるよな?と言ってるんですねおそらく。

 

 

そして私を驚かせた"We're like五奉行"

もう嵐は先に行ってたよ、、完全敗北。

 

そして五奉行という言葉をこのラップに引っ張り出してきた櫻井くんのセンスと教養の高さに脱帽ですね。

 

五奉行については当時話題になりましたし

各自でお考えいただければと思うんですが、

スサノヲたちは時を経て五奉行になられたのでおそらくこれからラップに日本神話が登場することはないでしょう。

 

ですが、いわば豊臣という絶対的トップの存在の家来であった仕事の出来る五人組、"五奉行"。きっと彼らはその絶対的な存在があったからこそ実権を握ってやりたいようにやってきた。

 

嵐はその絶対的な存在を失い、これからはどんな存在となって不動の道へとゆくのか、それを見守りたいし楽しみたいなという思いでこちらの一連の流れを1位とさせて頂きました。

 

 

 【好きなラップ(未音源化)】

1位:The love like

理由:「遊びで作ってみますか〜!」の軽いノリで作ってるくせにドエロい上にめちゃくちゃしんどい。

未音源化は両曲揃いなので難しいけど

ペンの指す方向を完全に理解するには私はもう少し生きてみないとなあと感じるので選考漏れ。Where is the loveも"東京裁判的な勝者の論理"が知りたくて中2の時調べまくったんだけどそこを考えるのに時間掛かり過ぎてその後の歌詞を全く覚えていない。()

星になるまでと二人の記念日はしんどすぎるので聴き返せませんでした。

 

 【好きなラップ(現場)】

1位:Hip pop boogie chapterⅡ

理由:実際現場では聴けていないんですけど、私「俺ソンとブギーを生で聴くまでは死ねないの!!!!にのみやくんと一緒にお台場の地縛霊になるの!!!!!!」と常々言っている身でして。

宮城で歌詞が変えられてブギーが歌われたと聞いた時は受験勉強しながら卒倒しかけましたね。本気で宮城オーラスのチケットとって弾丸で宮城行くか迷った。

やっぱりあれは生で聴くと魅力が10割増しになるんだと思うのでこちらを選出させて頂きます。

 

 

最近の櫻井くんのコンセプトが決まってない歌でのラップは私達ファンを「仲間」として扱ってくれていて涙がちょちょ切れますね。

直近で言うとTo my homies、Takeoff!!!!!等々。同胞としてわたしたちと進んでいってくれてる感じがいつまでも変わらなくて、本当に本当に大好きです。

 

 

その秘めたる反骨精神がむき出しになる瞬間や、素直に言えない思いを伝えられる場所を作ってくれる

櫻井くんを一番に証明するもの。

 

 

ラップはやっぱり偉大です!

これからも素敵なラップをたくさん聴くことができますように。

 

 

日本神話もっと掘り下げて話したいなと思ったから暇があったら書きたいし

言語だけじゃなくて歴史とか、社会とか

いろんなアプローチで知識を深めて

 

もっと楽しく櫻井くんのラップが聴けるようにお勉強も頑張ろうと思いました!

大学の第二外国語は絶対スペイン語取るよ!!

 

 

櫻井くんのラップのおかげで知れた沢山の世界や知識!本当にありがとう!!!

 

 

これからも身勝手な解釈して楽しませてください(笑)

 

櫻井くんのラップはこんなんじゃ語り尽くせないのでまだまだ言いたいことはあるのですが!これくらいにしておこうかなと思います!また機会があればラップについて書いてみようかな!

 

これを書くにあたってラップ全部聴き直したんだけど新たな発見もあってとっても楽しかったです!

 

 

こんな素敵な企画に参加できて本当に嬉しく思います。

この記事を見た方も、是非、あなたの

櫻井翔ラップ大賞を考えてみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 #櫻井翔ラップ大賞2017 - SHIO BEAT

この企画を考案されたしおP様のブログからランキングについては引用させていただいています