まいにち きらきら

もっと今を愛さなきゃだね

"やっぱり"は都合がいい言葉なのか

 

せっかく夏休みなのだから何か書こう、と思っていたのですが下書きしていたら2週間ほど経過してしまいました。

 

 

この夏休みはSexy Zoneをお勉強する絶好の機会でしたから色んな媒体を見て、考えに触れ、自分なりに愛を深めてきたつもりです。

その中で掛け持ちおたくとしての自分のスタンスが何となく定まってきたのでもやもやしてる部分を文字に起こして整理しておこうと思います。

 

 

 

なんとなく、掛け持ちや担降りという文化は一途に応援している人たちからすると敬遠されがちです。私もかつてはどこかでそう思っていました。どちらも同じように好きになれるはずがない、絶対偏りが出るはずだ!掛け持ちなんて現実的に無理!と思っていたし、好きな人が変わっただけなのにそれでも元担はずっと一番!な意味もよく分からなかったし。

 

 

それぞれの考えなので否定するつもりも別に無かったけど、理解するつもりもなかった。

できれば、理解したくない考えでもあった。

 

ずっとなんて無いと分かっていても櫻井くんがオンリーワンでナンバーワンだと決まっていたからだ。

 

だから掛け持ちや担降りする人の気持ちなんてずっと分からなくていいって思ってた。

 

でも、いざ自分がそういう立場に立ってみると、そういう文化への風当たりの強さが苦しかったなあと思う。

 

別にただ"好きな人が変わっただけ"、"応援したい人が増えただけ"ではない、って言う気持ちがどこかにあるから。

もちろん、自分以外の人にそんなこと分かってもらえるはずが無いから事実としては好きな人が変わったり増えたりしただけとしか言いようがないんだけど。

 

本気で担降りや掛け持ち、ヲタ卒を考えたことのある人たちには、なんとなくこの葛藤や後ろめたさを感じたことがある人もいるんじゃないかなあ。

 

まあこの辺はあとで掘っていこうと思うんだけど。

 

 

今でもなんとなく後ろめたさは消えてないけど、それでもめちゃくちゃ楽しいんですよ。

櫻井くんのことは大した自我も芽生えてない頃気づいたら好きになってたから、自分でこの人を応援したいって初めから確信できたアイドルは健人が初めてで。

本当に本当に、毎日が楽しいんです。

 

 

掛け持ちオタクは応援してるタレントのことを同じように愛せるのか?偏りが本当はあるんじゃないのか?

 

そんな疑問を抱いたことがある人もいると思います。

 

答えはNOですね。同じようには愛せないです。だって愛し方が違うんですもん。

 

同じベクトルでの愛情の注ぎ方をしたいと思った人を担当にはしていますけど、私にとってふたりの位置づけは違うところにあるので、そういう意味でいちばんが2人いるってのは本当です。表彰台に同時に登っているわけではなく、違う部門での一位同士というか。だから気持ちの面ではどちらも"一番に好き"。

だけど、やっぱりここさけの時期は健人を応援したいしさきぼくの時期は櫻井くんを応援したいです。基本的に。それでいいと思うんです。都合よくてもいいじゃないですか、楽しいんだから。

 

 掛け持ちになってから毎日忙しいんですよ本当に!幸せすぎていいんだろうか、って思ってしまうくらい。

 多忙な自担を2人持ってるもんで2月までは毎日忙しいんですけど4月クールの連ドラは健人の予定だし()ずーっとしあわせなんです!

 

 

そういう表面的な部分以外に私が新しく得たものと言えば

 

"嵐って思ってたよりずっとずっとすごい人たちなんだな"ってこと!

 

 

 

嵐だけ応援してたときはいつもどこか不安で、隣の芝が真っ青に見えて、

 

嵐もこうしたらいいのに、ああしたらいいのにっていらない心配ばっかりしてた。

 

だけど、Sexy Zoneと出会って、彼らを知って、好きになっていくにつれて嵐ってやっぱりめちゃくちゃすごくて、いつでも正しいんだなって信じられるようになりました。

 

 

グループの持ってる色が違うんだから、同じことをやるにしてもやり方はそれぞれにあって良いはずで。嵐は特に自分たちを客観視するのがすごく上手なグループだと思っているから彼らが自分たちがどう見られてるか、それをやったらどういう意見が出るか理解した上で、それでも自分達はこういう色だからこのやり方で行こう、って決めたことに間違いなんてあるはずがない。

 

嵐のことを一番わかってるのは嵐に決まってる。

 

そういうことを再確認させられて。

 

例えばI'll be there歌った回のMステなんか賛否両論あったけど私はあのもったいなすぎるJr.の使い方がめちゃくちゃ嵐っぽくていいと思った。

 

 

今って多分何年か後に振り返ったとき第二次黄金期って言われていい時期だと思うんだけど、その子達を自分たちがJr.だった頃と同じ使い方をするのってめちゃくちゃ勇気いると思うんですよ。

 

 

Jr.が冠番組を持ってて、毎週出られる音楽番組があって、っていうのは通ずる部分があるけど今は細かくグループが区分されてて

 

"すごいグループの後ろで踊れること・目立つこと"よりも

 

"自分たちのコンサート"に重きが置かれる時代になった今だからこそ

 

 

おたくが「うちの子どこ!?」って出てきてすぐある程度探しておかないと見失っちゃうくらいのもったいない使い方をしてて(笑)

 

"嵐の後ろだから意味がある"

 

演出をしてたかなあと。

それって自分たちのグループにそれだけの影響力があるって自負できるようになったんだなっていう嬉しさをすごく感じたし、Jr.のみんなも何か感じることがあったんじゃないかなあ。

 

 

ワクワクがあったから嵐とセクゾが直接絡む機会が増えて、お互い何かの真似事じゃなく元々持ってる強さがあるから、それが上手く作用しそうだし、今後どちらにとっても新しい学びがあってもっともっと強いグループになっていくんじゃないかって思えて。

 

現にセクゾちゃんは色んな言葉を掛けてもらっているしね。

 

押し付けがましくなくて、あったかくて、でも新しくて信頼できる嵐の空気感が存分に出てて、後輩な嵐が好きだったけど、なんだ、ちゃんと先輩してんじゃん(笑)って嬉しくて。まあ今まで絡んできた後輩の中で嵐がいちばん信頼して面倒みてる感じがセクゾにはするからすごく頑張ってることも、真面目でいい子たちだってことも伝わっているからだと思うけどね。

嵐ってアットホーム感あるけど内弁慶で意外と線引きしてるところがあるから、それを超えて入ってこれたのはセクゾの力だと思う。

 

 

ただ、嵐ってどんどん自分の手の届かないところに行ってしまっていたような気持ちでいたけどまだまだちゃんと"中堅アイドル"やってんだなあって。先輩と後輩をつなぐ最高で最強のパイプだなって思います。

 

 

あともうひとつ私が楽しいなって今思っていることは、櫻井くんと健人って考え方や仕事への姿勢になんとなく通ずるところがある気がするのに性格も、そこから派生する行動が全然違うのが面白くて。何でなんだろう?って考えるのが楽しくて仕方なくて。

 

 

私基本的にテキスト読み応えある系アイドルが大好きなんですけど

 

櫻井翔中島健人はジャニーズの中でも1.2を争うテキスト王だと思います(笑)

 

 

ふたりとも、言葉の持つ力を信じていて、良くも悪くも作用しやすい言葉の重みを知っていて、誰よりも大事にしているからすごく言葉選びが上手で、唯一無二で。

 

そして誰も傷つけない誤解を最小限にとどめたそのあったかい言葉が好きです。

 

 

"言葉は人を傷つける武器にもなるけど、人を喜ばす花束にもなる"

 

"俺は極力、向こうが言葉のナイフを出してきても花束を出してきたつもりだけど、それでも交れなかった人はいましたね"

 

これは中島健人くんの言葉なんですけど、考え方としてはめちゃくちゃロマンチックな櫻井翔って感じしません?()

 

健人って実は何にもおかしなこと言ってないんですよ、いつも。

その時その時で最善の言葉を適切な言葉選びできちんと話せる人で、たしかにその中には独特のメルヘン言い回しとかあるけど、最後までしっかり聞いてみると何にもおかしなこと言ってないし本気なんですよ。

 

王子様キャラとかじゃなくて王子様を地で行っちゃってんの!しかもそのメルヘンさが80年代りぼんって感じなのがたまんない!!!少女漫画に夢見てたポエマーが健人の中には住んでるんだと思う。(笑)

 

 

「もし女性に生まれ変われたらやってみたい職業は?」という質問に

 

「女性でないとなれない職業が思いつかないので無い」

 

と答えた櫻井くんが最高に好きなんですけど、そんな櫻井くんが今年のワクワクでは進行上"男らしさ"と"女らしさ"を取り上げなければならなくて本人の考えとはちょっと違うんじゃないか?っていうところがあって。そういうところでサラッとカバーする健人がもう出来る子すぎてビックリした。

 

世界はジェンダーレスなんだもんね。

 

 

しっかり色んなことを勉強してきて色んな角度で物事を考えられる力や新たな価値観を理解しよう、できれば受け入れようっていう度量の広さを共通して持っているし、ふたりとも圧倒的肯定力の持ち主なので言動で嫌な思いさせられることは絶対ない!と言い切れます。

 

人を下げて笑いを取るようなことは絶対しないしどんなものでも肯定から入れるのがすごいなあって思います

 

 

あと2人とも努力の人で。

 

劣等感とコンプレックスだらけの自分から一歩踏み出すためには努力しか無いと努力し続けた健人と

 

 

自分はいつまで経ってもみにくいアヒルの子だっていうジレンマを解消するには努力し続けるしかないと思っていて「緊張や不安があるのは準備が足りないからだ」と言う櫻井くん。

 

この世界、きれいじゃないことも納得行かないことも嫌な思いも沢山たくさんしてきたはずなのに全然擦れてなくて、向上心の塊で。

 

他の人が言ったら綺麗事に聞こえてしまうような言葉も本人たちが実践して今こうなってます!っていう成功モデルを伴ってるから妙に説得力がある。

 

すごく考え方の根底が似ているなと思うところはたくさんあります。

 

でも、見てのとおり全然違う(笑)

 

健人は自分のことを話すのがすごく上手だし、過去につらい想いをしてその時の自分のこととか、弱い部分も弱さと思わせずに見せるのが上手だし、ちょうどよく心配させてくれるけど、

 

櫻井くんは聞かれないとあんま自分のことは話したがらないしこの人の弱いとこなんて一生覗けないんじゃないか、人間なんだからもちろんどこかに弱さはあるんだけど全然不安じゃなさそうな顔で「不安」とか言い出すしいつでも強くて、それが格好良くて。全然心配させてくれないし(笑)

 

でも、どっちもすき。

 

 

私の中では櫻井くんはパパって感じで健人はママって感じ(グループ内ではどっちもママだけど)

 

いつでも優しくて頑張る私を応援してくれる健人と、時に厳しい言葉で、時に優しい言葉でいざっていう時に私を奮起させてくれる櫻井くんと。

 

 

同じところが好きで、違うところも好きだ。

 

 

掛け持ちして初めて気づく

"比べないことで生まれる愛"と"比べることで深まる愛"。

 

これはバランス設定が大事だと思うけどこういうことを楽しめるのが掛け持ちの醍醐味なのかなとも思います。

 

 

以前

櫻井くんから別のアイドルに移行した人が櫻井くんのことを「やっぱり私の戻る場所」とか「原点」と言うのが腹が立つ、私が進行形で好きな人のことを勝手に過去の通過点にしないでほしい

 

といった旨のツイートを拝見してずーっともやもやしていました。

 

考え方はそれぞれだし、きっと誰かを一筋で応援してる人にはわかる考え方だと思います。何となく今まで私が担降りを敬遠してた理由ははっきりとはわからないけどこういう部分だったのかもなとも思うし。

 

 

そのツイートに反論したいとか、そういうことではないし今から私が言うことはもしかしたらツイ主さんの想いや伝えたい部分とは違った見方をしていてそういうことじゃないんだよなあ、、って思われてしまうかもしれないけど。ひとりのおたくの考え方のおはなしとして流してもらえれば嬉しいです。

 

 

かんたんに言うと

『何年経っても櫻井くんは過去の通過点になどならない』

ってことです。違うアイドルに移行しても。

櫻井くんを好きになった時点で過去の通過点になどできない。

 

 

私は掛け持ちをしているので今も櫻井くんのことは大好きです。なので担降りした方とまた違う部分もあると思います。

 でも、ヲタ卒はめちゃくちゃ考えてました、当時。

 

担降りは好きな人が変わるってこと

掛け持ちは好きな人が増えるってこと

ヲタ卒はもう好きじゃなくなるってこと

 

 

その行為を説明するためにかんたんに言えばそうなってしまうのかもしれない。でもその過程には色んな変化があるわけじゃないですか。

 

私は確かに掛け持ちで今も櫻井くんのことは好きだけど半年前と同じような愛し方か?と言われるとそれは違います。考えて考えまくって考えないオタクになることを決めました。

いちいち振り回されて考えすぎるのに疲れました。これは私のせいだけど。だから私は櫻井くんが知らせたいと思ったことしか知らなくていいし考えない。基本的に。

 

"その日"が来たらファンをやめる予定(仮)なので今はアイドルへの愛を深めつつアイドル離れをしている最中です(むずかしい)

(執筆中に今くらみて揺らいできてるタイプのおたく)

 

もう日常の一部にしないってことです。

日常を彩る出来事にしたいんです、アイドルを。

 

それって、すごくすごく寂しいですよ。

今、すごくすごく楽しいけど、後悔はしていないけど、半年前の自分を懐かしむこともたまにあります。

 

 

あの日からいろんなことを気にする自分が嫌で、櫻井くんに元気をもらえないと頑張れない自分が嫌で。信じていたからこそ信じられない自分が嫌で。

 

前を向いて今までどおり応援できるようになっていったみんなが羨ましかった。八つ当たりしたくなった。なんで普通になれるんだよって。

 

愛を憎しみに変えられるタイプでもないし、なかったことにして前に進めるタイプでもないし。ただただ悲しくて。

 

 

傷心を癒やすために行った真駒内で私の運命は変わって色んな考えができるようになったけど、あの日々のことを思い出すと今も胸がちょっとギュッとなります。

 

 

一途だった私。櫻井くんしかいらないし興味ないって思ってた私。コンサートでたくさん泣いて笑って、櫻井くんを通じてできたお友だちと騒いで、頑張る櫻井くんを見ながら必死にテスト勉強してた私。全部全部今は違う。いないってとこまでは行かないけど、やっぱ違う。それがひどく寂しく感じるときがある。だから今誰かひとりを一生懸命に応援して好きでいる人にはその気持ちをずっと忘れないでいてほしいって思う。何様って感じだけど。

 

 

やっぱりあの日々は宝物で、これからも大事に抱えて生きていきたいものです。

 

 

ねえ、一途だった私、過去の通過点にされていいの?進行形で大事にしてるのに、もう過去のものにされていいの?

 

 

今櫻井くんを好きな人も過去の通過点をたくさん持っているはずだ。好きになった頃の櫻井くん、あの年の櫻井くん、あの言葉、あの言動。その中には「自分の原点」もあるんじゃないかな。その過去の点を繋いで現在進行形の大好きがあるんじゃないかな。過去の櫻井くんがいるから、今の櫻井くんを好きな私がいる。

 

一途に応援している人しか「原点」持っちゃいけないの?もういちばんが違ったら「戻ってくる場所」にしちゃいけないの?

 

 

好きだった人のことを急に嫌いになったり関心がなくなることなんてそうそうない。

 

徐々に興味がなくなることはあるかもしれないけど、好きだった日々は消えないですよね。

 

 

だから降りた人が「原点」って言っても良くないですか。だって進行形でまだ好きなんですよ。順位が違うだけで。櫻井くんを好きだった日々が今の他の人を好きな自分に繋がってる。一番最初があなたでよかった、まだ好きだけど私は今この人が良いんだ、って。櫻井くんを好きだった自分は間違ってなかったし大好きだ!って今思ってるなら過去の通過点になんてなれないですよね。

 

まだ好きなんだから戻ったっていいし、振り返ったっていいと思う。罪悪感を感じる必要なんてないと思う。だって前の人を好きだったあの日々を消したいなんてよほど辛い思いしかしてない限りは難しいことです。今その人のうちわしか持たない人は振り返って戻ることが出来て、同じように考えて生きていたのに今違う人に移行したからって戻れないし振り返れないことはないと思います。

 

 

わたしは半年前までの盲目で櫻井くんがいちばんで櫻井くんが何でも正しくて私の世界のすべてだった日々を今も愛しいと思うし、間違ってなかったと思うし。櫻井くんを見つけた自分のセンスは抜群だって思うし、大好きです。自分のことは好きじゃないけど、櫻井くんを好きな自分は大好きです。

 

 

だから、担降りやヲタ卒した人の

「すごく都合がいいって思われるかもしれないけど、私は"やっぱり"彼が好き。ごめんね、やっぱり好きって言っていいかな」

 

って言葉は都合が良いわけなんかじゃないと思う。

 

 

その"やっぱり"は

 

『もう好きじゃないって思ってたけどやっぱり好き、あの日々をリセットした気でいたけどあの気持ち今思い出した』

っていうよりは

 

『まだ好きだって分かってたけどやっぱり最高だった、ずっと忘れられなかったあの日々が大切で間違ってなかった』

に近いものだと思っています。

 

 

 

それが都合がいいんだよって言われてしまうのかもしれないけど、いまお金をちゃんと出してるやつが一番偉いんだよって言われてしまうのかもしれないけど。

 

 

やっぱり"好き"っていう感情は誰かに制限されるものではないなと思います。

 

 

だから私は声を大にして言います。

 

 

やっぱり櫻井翔が大好きだ!!!!!!!!最高で最強の男だ!!!!!!!

 

 

 

 

 

書いてるうちに夏休み明けちゃったしなんなら一週間くらいもう学校通ったけど。やっと書けてよかった。文字に起こせてようやくわだかまりなく掛け持ちライフを楽しめるような気がする。

 

 

次はSTAGE出てからセクゾちゃんのお話をすることになると思いますがそっちの方がぜひ読んでほしいです!こんな記事読まなくていいから次あげたやつ見て!マジで!

 

こんな長くて一途な人に誤解させてしまいそうな文になってしまったお話を読んでくれてありがとう。

みんなはこんな気持ち分かんなくてもいいよ。分からないでいてよ。でも掛け持ちも担降りもヲタ卒も自分がよりしあわせになるための選択で、案外悪いもんじゃないよってことを伝えたかったんだ。

 

みんなでしあわせになろうな!