まいにち きらきら

もっと今を愛さなきゃだね

謝辞

私は自分が絶対に担降りブログを長々とご丁寧に書くタイプのオタクだと思っていた。

ことあるごとに自分の気持ちを整理するために文章を綴っていたから。

 

 

櫻井くんが結婚して結構すぐに、私は櫻井翔のものどころか全てのジャニーズのグッズを売り飛ばしてオタ卒を決意した。心が何に対しても動かなくなってしまったから。

実際その時には、何度も何度もオタ卒ブログを書こうと下書きを立ち上げては消してを繰り返していた。私はオタクしている時の自分が大好きで、戻れるものなら戻りたくて、いつもきっかけを待っていた。今ならまだ言葉にしていないから取り消せる、いつかオタクに戻れると毎月15日を必死に待った。

 

 

そうこうしているうちに、私は卒業したはずのジャニオタ大学に再入学していた。

哲学科を卒業してリア恋学科に再入学。

22歳、笑えないです。

しかも今まで私が売り飛ばしたグッズの中には存在していなかった大穴男が私の弱った心にジャストミート。全てを掻っ攫っていってしまいました。

 

 

その時にも、ブログ、書こうかなあ。。とぼんやり考えながら自分の過去記事を見返したんです。

そうしたら、なんか、あまりに綺麗すぎて。

この記事で最後の方がなんかオタクとして綺麗な終わり方なんじゃ?

これより美しい言葉は書けないのでは?となんとなく尻込みしてしまって。

上手な文章ではないと思うし、もっと言葉選べたなって部分はあるけど込められるだけの愛が込められてて、なんか好きだったよとか言うのダセーなって思ってしまって。

 

 

なのに今なんでわざわざダセー思いまでしてブログ書いてんのって話なんですが。

 

 

先日の生配信、拝聴したからです。

相変わらずお茶目でチャーミングな人ですね。櫻井翔さん。

幼い頃SHO BEATを何度も違法聴取してラジオに焦がれてきた00年代生まれオタクとしてはかなりアツいものがありました。ラップ解説も、嵐ジオの時にはピンときてなかった感じだしてたのに、なんだかんだやるじゃん。。

あとオタクの皆さん、100%YES、えらすぎです。流石に泣いちゃうかと思った愛してるよ櫻井担たち!!!!!!!!!!!!!!

 

すみません少し本題から逸れました。

私の人生のバイブル、Hip pop boogie ChapterⅡのリマスター版。

アーカイブで聴こうと思っていたのですがトレンド入りしているのを見て流石に動悸が止まらなくなりました。

何万回聞いたんだろうか。何万回歌詞の意味を解釈したのだろうか。何万回カラオケで酸欠になりながら歌ったんだろうか。

 

アラフェス'20で巡査に敗れてしまったこと、宮城には受験で行けなかったので実は生でChapter2を聴けなかったこと。これらはいつまでも私の中で後悔として残ると思うし走馬灯の中の悪いパートの方で間違いなく出てくる名場面です。

 

 

そんなバイブルを聴いて。もうこれが「私のための歌」じゃ無くなっていたことで、ブログを書こうかなとなんとなく思い立ちました。

ずっとうっすらと感じてはいた。

櫻井翔さんの言葉が、全然私のための言葉じゃなくなっていることを。

 

それでももしかしたらって毎月淡い期待を寄せてオトノハを読み続けていた。

櫻井くん自身は間違いなく毎月自身のファンのために言葉を綴っているし、生配信だって間違いなくファンのことを想ってくれていた。

 

でも私にはもう「私のための言葉だ!」「私は愛されている!!」とその言葉が響くことはついに完全に無くなってしまったのだなあと先日の音楽を聴いていて感じて。期待することはもうやめようと思った。私が変わったんだから、もう求めることはやめよう。櫻井くんの言葉を受け取らなくなれば今の櫻井くんとの繋がりも完全に切れちゃうけど、それでももう、求めるのはやめよう。そう思いました。

 

今までの櫻井くんと紡いできた日々に変わりはないし、それを積み重ねて今があるから。

それは間違いないし、不変なので。

私は想像以上に「嵐の櫻井翔」が好きだったみたいだから、その日々を大事に抱きしめて生きて、いつかまた出逢えた日に秒針が動きだしたらラッキーかなくらいの気持ち。

 

だけどもう、今の櫻井くんと今の私が交わって日々を積み重ねていくことは多分もうない。

それは櫻井くんも結婚して変わっちゃったし、私は私で色々経験して変わっちゃったから寂しいけど仕方のないこと。

幸せだったよありがとうの気持ち。

 

 

 

この文章を読んでいて感じる方もいるかもしれませんが、私から湿っぽさが少し薄らいだと思いませんか?

湿度120%みたいな文章を綴りがちだったじゃないですか。今までの私。

実は今応援している人を好きになってから、一度もブログを書いてないんです。本当にびっくりなんですけど。ただその人に出会えたのは櫻井くんにもらってきたもので自分なりに頑張ってきて、人格形成の大切な時期に櫻井翔さんに出会って育てていただいて、ようやっと自分が見つかってきたからこそ「こういう人になりたい!」の形が変わってきたからだなと感じます。いわゆる親離れみたいなものかなあと自分では思っています。テレビで見たら「元気してます〜!?」って思うし。

 

 

 

なんでその人のこと好きなのかっていうと、同じように櫻井翔くんのことを、嵐のことを、嵐の櫻井翔くんのことを愛しているからというのも大きな理由の一つであるように感じています。

他のアイドルと違って、嵐が、櫻井翔がいなかったら間違いなく出会わなかった者同士なんです。

櫻井くんが繋いでくれた運命なんだなって。

まあこの時点で誰かお察しくださる方もいるかとは思いますが。。

 

友人にこの話をしたら「櫻井翔があんたに最後にくれたでっかいプレゼントじゃん!」って大真面目に言われて大爆笑してしまいました。確かに…。でっけえ愛だなあ櫻井翔!ありがとうお陰で今も超しあわせ!!!!!!!!!!

 

 

櫻井くんが大好きで、嵐が大好きで、夏が大好きで、アイスが好きで、下北が好きで、空が綺麗だとついつい撮っちゃって。。たくさんの好きを共有できて、好きを大切に抱きしめてくれるひとです。今までじゃ信じられないですが頑張れない夜もあったっていいよねーと甘やかされてもそうだよねーって思います。頑張れなかった…と眠れない夜はもうありません。

毎日を軽やかに生きているのが羨ましくて、キラキラして見えます。私ももっと気楽に軽やかに好きなことやって生きてこ〜!って思えます。自分を少し許せるようになった気がします。

 

でもこれは彼が櫻井くんに出会って好きなことを職業にできているからかもしれないし、櫻井くんの言葉で変わった考え方もあるかもしれない。私は私で櫻井くんみたいになりたいって自分なりに努力してきた日々があるから自分を少し許してみようと思えるようになったんだと思う。

 

だからありがとうって思っています。いつも。

シンプルにいつも大切なタイミングで見にきてくれて温かい言葉をかけてくれているのもありがとうって思っています。

 

なんか今まで好きだった人と今好きな人の話をするとどうしても比べているみたいな表現になるのが嫌でオタ卒とか担降りみたいなブログ書きにくかった部分もあるんだけど、人生で一番大好きな人の櫻井くんとの縁を大切にしたままで好きでいられる人に出会えたのでこのタイミングに勢いで色々書いてみました。

 

 

今の櫻井くんの言葉がかつての私を救ったようにまた違う誰かを救っているんだよね。

たまにTwitter覗くと見たこともないオタクが現れていたりしてうわースーパーアイドル様まだファン増やすつもりなん?と驚きます。

私は2019年12月のオトノハさえあれば生きていけるし、大切にされていたって自信を持って思えるので。

これからもあなたを大切に思う人たちを大切にして、この人間違いないって一生思わせていてください。離れた人間が何を言うってお話ですねすみません(笑)櫻井くんと櫻井くんを好きな人がこれからも幸せでいられますように!

 

 

私はあなたの一番弟子とよろしくするね!

本当に最高の教育を施してくださってありがとうございます…。

なんかカラッとしてて見てるだけで元気出るから、2017辺りからやったらご飯食べたりしてる理由がなんとなくわかってきました。

 

 

 

 

まあ結局ダラダラとなんだか文章を書いてしまったのですが、あなたの音楽に救われ、言葉に救われてきた私なりのアンサーでお別れです。

 

いつからかは覚えてないけどちまちま曲を追加していたあなたへ送る楽曲プレイリスト。

時期によってかなり情緒不安定ですが、全部その時抱いていた本当の気持ちです。

段々と終わりに向かっていく様は自分でも分かりやすくて驚きます。

でも、幸せいっぱいだったしありがとうしかないことは伝わるんじゃないかなあ。

 

 

 

15年以上私の人生を彩ってくれてありがとう!

一緒にテレビ出た時はよろしくね!

昨日の生放送もちゃんと見たよいつの間にか前髪作ってて結構ビジュ良かった!

たくさんたくさん幸せな夢見せてもらいましたありがとう!

大好きだったよ!これからも大好きな人と一緒に応援してるしいつかステージに立つ姿に出会えるの待ってるし大好き!

あと今まであんまり言ってなかったけど世界一顔タイプだよー!わかってるか!

 

 

 

じゃあまたね

 

‎なの「To you」をApple Musicで

 

2021年9月28日

2021年9月28日火曜日。大安。一粒万倍日。

大好きなひとが、結婚した。

 

おめでたい日に、おめでたいニュースを教えてくれた。

今日の東京はよく晴れていた。

 

 

 

私がその知らせを知ったのは、だいぶ前に頼んでいたジャニショからの荷物を受け取ってから一息ついてスマホを開いた時である。午後6時13分。

 

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予感はなかったのに何故かスマホを開いた時間を鮮明に覚えている。

 

 

 

相葉くんが大好きな母からのLINEで知った。

急いでファミクラの会員ページを開いて、前に見た時よりもだいぶポップなそのメッセージカードに目を通した。

 

 

 

皆様にいち早く伝えたいっていう心遣いが櫻井くんだな〜って嬉しくて。

人生で一番時間をかけたんだろうなってくらい丁寧な名前の文字が愛おしくて。

何度も何度もその文字をなぞった。

 

 

 

じわじわと嬉しくなってきて、涙が出た。

うん、うれしい。

自分の気持ちを表すとすればそれは多分”嬉しい”だったのだと思う。

 

 

もっともっと複雑な気持ちになるのだと思っていた。

もちろん、純度100%の嬉しいではなくて、色んな感情があることは確かなんだけど。

それでも、もっともっと濁った気持ちになるのだと思っていた。

 

 

だってこれまでに何度かスクープがあった時はそうだったから。

幸せになって欲しいと願いながら心のどこかで一緒に孤独を共有していたいから置いていかないで欲しいって気持ちがあったのだと思う。非情だけれど私は一緒に幸せになりたいんじゃなくて一緒に地獄に堕ちたかったんだと思う。櫻井くんがいればそこは天国だから。

 

とんでもないことを強いていたなと思う。

私の人生がうまくいかないことは私のせいなのに。

私の孤独は私自身が招いたことなのに。

その穴を埋めて一緒に孤独を分け合ってくれる櫻井くんを手放すことができなかった。

今思うとめちゃくちゃだけど、必死だった。

 

 

 

私は恋愛ができない。

 

 

恋愛感情というものを抱くことができない。

少なくとも、今まで抱いたことはない。

それを世間はマイノリティと呼ぶ。”アロマンティック”なんて名前で分類される人間である。

自分の中に沸き立つときめきを”恋”と表現してしまう方が楽だからリアコ〜!とか

結婚したいとかって言葉を使ってしまうけれど。

 

いざ本当にそのリアコな男とやらに告白されても私は頷かないだろうなと思う。

 

もちろん、誰かに思われた経験もないので付き合ってみれば自分の中に恋という感情を観測できる可能性はまだあるのだけれど。

 

でも、いまのところ自分には”愛”はあるけれど”恋”はないという欠陥があることを自覚している。

 

 

それを今まで誰にも言って来なかった。

色んな人の話を聞いてテンプレを推測して、のらりくらりと人の恋バナの相談に乗ったり、

自分のタイプを答えたりしていた。

自担と同世代の女の子が会話をしていたって、嫉妬の気持ちはどこにも見当たらない。

 

 

私の中に恋はないから、好きなアイドルが結婚したってみんなのような寂しさや苦しさは湧いてこない。

心から祝福できることが大人だとか、全然そんなことない。

私はあなたたちが羨ましいよ。

私はその感情を知らないし知ることができないから。

本気で恋してたんでしょ。それってすごく素敵じゃん。

 

 

でも、アイドルを好きでいると”愛”でもいいんだよ、ありがたいんだよってみんなが認めてくれた。どんな形でも否定しないで任せてくれた。

だから私はアイドルに夢を見続けている。

 

ここには恋とか愛とかの正解がないから。

 

 

だから今回の報道の見出しを見たときに、

これはきっと同時に発表したんだな?って「正解」を導き出してしまった自分が悲しくなった。

「正解」ってなんだよ。

なんでも選んだ形なら正解でしょう?

「二人が結婚するのかと思った(笑)」って何?

何が笑い事なの?

これからはもっともっとどんな形も普通になって欲しいなって思った。

同性婚はイロモノでもなんでもないよ。普通の愛の営みでしょう。

むしろ恋を持ってるんだからすごいことだよ。

どんな恋でも愛でも認められる世界になったらいいのになってぼんやり考えた。

 

 

ねえ櫻井くん、今まで私の歪な愛を受け入れてくれて、嬉しいっていってくれてありがとう。

すごくすごく幸せだった。

 

 

受け売りだけれど、結婚しなくても幸せになれるこの時代に、結婚したいと思える人に出会えたんだ。こんなにおめでたいことはないよ。

 

幸せの形はそれぞれだから、他のメンバーに結婚して欲しいなんてことは思わないけれど。

 

櫻井くんにとっての幸せを掴むことができてよかった。

 

 

 

最近の櫻井くんは何かを諦めたようで、すごく不安だった。

昔の櫻井くんは未来のことを考える人だった。

それで時折めちゃくちゃなことを言ってメンバーや私たちを驚かせるような人だった。(笑)

そういえば将来の夢は「豊かな老後」を過ごすことだったよね。

何を以て豊かというのかはそれぞれだけれど、孫に囲まれて大好きな仕事をして。。。ってそんな感じに言っていた気がする。

さとしとは違う種類の”普通”に焦がれて、あったかい家庭を築いていくことにもものすごく憧れていたはずだ。すごく手に入れたかったものだと思う。

外の世界を知っていた彼は普通を求めてもがいていた時期があることを知っている。

きっとすぐに結婚しちゃうんだろうなって思っていた。

 

それが最近は「未来はいまの積み重ねでしかないから今を頑張るだけ」って言うようになって。

結婚はリスクじゃない?と言っていたのを「わかってんじゃん!」なんて言っていたけど、今思うとすごく残酷なことを言っていたなあと思う。

今を守るために、櫻井くんは描いた青写真を犠牲にしているように見えた。

どっちも手に入れたっていいのに。どっちも手に入れるような人だったのに。

アイドルでいることを、嵐でいることを大切にしてくれた。

私が心の奥底でそれを強いたし求めたから。

それを見逃さなかった。見逃せなかった。

すごくあったかい人だから。ごめんね。

でも、今日の今日まで、ずっと大切にしてくれてありがとう。

この数年間がなければ、私はこんなに穏やかな気持ちで今日を迎えられなかったかもしれない。あなたが私をうんと大切にしてくれていることがわかっているから、こんなに晴れやかなんだろう。

もっと早くに結婚してくれたって私は私で決断したよと思うのだけれど、この数年間今を見つめて生きようと決めてくれた時間を心から肯定したいと思う。本当に本当にありがとう。

あなたの人生なのに、私の人生の幸せも丸ごと背負おうとしてくれてありがとう。

もう大丈夫だよ、これからも大切にしてくれるってわかっているから。

 

 

二宮くんなんて、簡単にどっちも手に入れちゃったじゃない。

意外とどっちも取れるものだったんだね、アイドルと自分の幸せって。

2年前のあれこれについて私は自分の立場を表明することはなかったけれど。

ああでもしないと、自分の半身をもぎ取られては生きていけなかったんじゃないかなと思う。

それが正しかったかどうかはそれぞれの判断だけれど。

私は、櫻井くんがいなくちゃ生きていけなかったから、気持ちはわかる。

大切なものを守るために、自由も好きなこともどっちも手に入れたって平気なんだって彼に表明したかった意地なのかもしれないけれど。

 

 

あの会見の時は、じゃあ櫻井くんの手放した幸せはどこにあるのって悲しくなってしまったけれど。冷静になった今ならわかる。

自分の幸せは自分で考え抜いて掴むしかないのだ。

自分にとっての幸せってなんなのかをはっきりとさせて、掴みたい時に自分で掴むしかない。

他人になんて幸せは奪えない。

二宮くんは自分の幸せを自分の然るべきタイミングで掴んだだけだ。

私はそれを支持したいと思う。それを他人に強いることはできないけれど。

 

 

人のために頑張ってきた櫻井くんが自分の幸せを見つめて、幸せになろうって思ってくれたことがとにかく嬉しいのだ。

最近のまあるくて穏やかな櫻井くんの雰囲気、すごく好きだなって思っていた。

今まで脱げなかった鎧を脱いで、やわらかいところに触れそうな無防備さがあった。

やっとお休みの時間を自分の中で許すことができたのかなって思っていた。それが自分の中で拭えない寂しさや孤独から身を守る術でなければいいと思っていた。

去年までみたいにゲラゲラ笑う櫻井くんは見られなくなってしまったけど。

花が咲くようにふわって笑う櫻井くんが見られるようになった。

その人といると、櫻井くんはそういう櫻井くんでいられるんでしょう?

今はそういう櫻井翔でいたいんでしょう?

 

うん、それなら、それが一番いいのだ。私には。

 

 

嵐やファンのことばかり考えて自分の幸せに目を向けることを忘れていたような櫻井くんが、

東京オリパラを経て新しい夢を見つけてくれたり、自分の幸せを掴んでくれることがとびきり嬉しい。

 

 

活動休止の時間を認めることは、今まで嵐でいた時間を否定することだと思ってほしくないから。

活動休止していたからこそ得られる喜びに目を向けて欲しかった。

いつだって目を輝かせて前を向いてがむしゃらに生きる櫻井くんが好きだから。

だから、本当に私は嬉しいんだよ。

 

 

ニュース番組で報道されている様を見ると、ぐちゃぐちゃな気持ちになって何故か涙が出るけれど。ちゃんとうれしいから、混乱しているだけだと思う。嬉しいだけじゃないとも思うけれど、じゃあ他の感情の組成はなんだろうと考えるとうまく言葉にできない。

何日か経てばじわじわ苦しくなっていくかもしれないけれど。

いつかステージに立つ櫻井くんに会える日が来たならば、思うことがあるかもしれないけれど。

 

 

でも櫻井くんが幸せでいられることが、私にとっての幸せだって本気で思うから。

だから、私が泣いているのはきっと嬉しいからだから、これからもあなたはあなたの幸せを追いかけてね。

私は私で勝手に幸せをちゃんと探すから。櫻井くんの幸せが私の幸せだって思えなくなった時にはちゃんとあなたのそばを離れる決断を私はできるから。あなたがそういう私にしてくれたから。だから、大丈夫。

 

 

 

とびきりしあわせになってね

 

 

 

神様がいるなら、どうか彼が私にくれた分より、彼が人に与えた分より、もっともっとたくさんのしあわせが降り注ぎますように。

 

 

 

嵐でいられない時間の櫻井くんが誰もいない真っ暗な部屋に帰ってくることを想像しては悲しくなっていたから、私はすごく安心したよ。

あかりの灯ったあったかい家で櫻井くんが笑えることが櫻井くんにとっても幸せだと思えることでよかった。美味しいご飯と美味しいお酒がこれからも楽しめるなら、私はそれだけでいいと思う。誰かと食べるご飯は美味しいよね。

今日、櫻井くんを思って食べたケーキも、お酒も、とびきりおいしかったよ。

ケーキは食べる直前に落としてしまってぐちゃぐちゃなコンビニのやつだし、赤色のラベルだからと普段飲まないお酒を選んで失敗したけれど。

ちょっぴりしょっぱい味がした気もするけれど。
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もうBack Numberの水平線を聴いて泣きながらご飯食べたり、めそめそプレイリストの曲を聴きながらいまの櫻井くんに巣食うであろう寂しさを考えながら眠ることももうないのだなあ。(笑)

星になるまでを描いていたようなロマンチストな櫻井くんはまだ心のどこかに眠っているのかな。キャバリアちゃん、すごく櫻井くんに相性が良さそうで飼ってほしいなって思ったけれど、やっぱり大きな犬がいいのかな。

うん、私はしっかり浮かれているな。

 

大好きな人が幸せになる瞬間を見届けられるなんて、こんな幸せなことはないね。

人生にたった一度きりの時間だ。

こんな貴重な時間をくれてありがとう。

アイドルを好きじゃなきゃ、あなたを好きじゃなきゃきっと出会えなかった瞬間だよ。

絶対に今日のことは記録に残さなくちゃと思って、筆を執りました。

きっとこれから気持ちは少しずつ変わっていくだろうし、もっといい言葉でこの気持ちを表せたのにって読み返すたびに思うだろうけど、今日考えたことは今日しか書き残せないから。

2021年9月28日の私は、こんなに幸せです。

 

 

 

最後に言い忘れていたけれど

 

櫻井翔さん、ご結婚おめでとうございます。

たくさんの幸せをありがとう。

これからうんと幸せになってください。

私も自分の幸せをちゃんと見つめて掴んで、いつかあなたに報告できるように頑張るからね

 

 

 

大好きな歌の歌詞の一節をあなたに送るとともに、

これまた大好きな歌を添えて、あなたへの祝辞とします。

 

 

”いつか生命の旅

 終わるその時も

 祈るでしょう

 

 あなたが憧れた

「あなた」であることを

 その笑顔を 幸せを”

福山雅治 最愛 歌詞 - 歌ネット

 

 

 

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タイムトラベルみたいな恋をしてしまった

これからSexy Zoneを応援して生きていくことに決めました!

 

 

 

年が明けてから色々考えて考えて、今の私にはこれが一番だなと思って出した結論です。

どうでもいい〜って思うかもしれないけど読んでくれたら嬉しいです。せくしーのこと興味持ってほしいので。(笑)

 

 

実は5年ちょっと前からSexy Zoneひいては中島健人くんのことを応援するようになって。

掛け持ちしていた時期もあります。

 

sakushochan.hatenadiary.jp

 

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こんなブログを書いていたこともあります。今となっては読むのも恥ずかしい文章ですが。(笑)

 

 

そんなこんなで掛け持ち生活を楽しんでいたのですが、大学受験を前にして、掛け持ちはカロリーが高いなあって思うようになって。アニバーサリーイヤーに入ろうとしていた嵐をちゃんとメインに据えて応援しよう!っていうのとやっぱり比重としては櫻井くんに重きを置いて応援している部分があって櫻井くんしか担当って呼びたくないな〜なんか違うなあって感じて、受験が終わるまではとりあえず嵐の応援に専念しようと思っていました。

 

 

私が受験を終える前に嵐の活動休止が決まってしまい。

正直セクシーどころではなくなってしまってここまで至りました。

 

 

私生活が忙しく、嵐すらうまく見届けられずに2020年を過ごしてしまい、それがやっと今年の4月に落ち着きまして。

 

「私の生活に嵐がいない!」ということに突然気がついてしまいうまく生きられなくなってしまってました。なにをしても楽しくないし、てか何もする気が起きないし、人からの連絡もほとんど返信できず。まあ簡単に言えば鬱でした。

 

櫻井くん見ても何の気持ちもわかないし、嵐のこと考えてももう寂しくも悲しくもなくて。

何の感情も湧いてこなかった。ただ嵐がそこにいないという事実だけが眼前に空虚に広がっていた。

 

嵐がいないとうまく息ができなくて、上手に生きられないのを嵐のせいみたいにしているのも嫌で、でも嵐じゃない櫻井くんのこともみんなみたいにうまく応援できなくて、ちゃんと嵐を待っていられない自分もめちゃくちゃキモくて嫌で。

 

うわ〜全部もうどうでもええ〜!!!!!!!!!!ってギリ人間じゃないくらいの堕落した生活を送っていました。

 

 

そんな時に友人から「セクゾ行かん?」と誘いを受け。

 

 

正直何もしたくないムーブに入っていた私はかなりゴネた自覚があるのですけど。

 

 

一応ツアーは欠かさず参加していたし、いつも連番している松島担の友人にとっては聡ちゃんが帰ってきて初めてのツアーだし。

うーん。。行ってみるかなあと思って重い腰をあげました。

 

 

嵐のことばかり考えてしまってセクシーをちゃんと見れなかったらどうしようとか、あ〜行ってもしんどいんだろうなあと大変悲観的だったのですが、

 

 

 

全然そんなことはなかった!!!!!!!!!!!!!(エコー)

 

 

 

まあ全然モチベないと言いつつオタクという種族に生まれてしまっているのでせっせと青いワンピースも買いましたしうちわも頼みましたけど。グッズは間に合わなくて型落ちでしたけど。

 

 

少なくとも公演中は嵐のことは思い出さなかったし、純粋に楽しかった!

 

 

note.com

 

せくしーに会ってすぐ書いた日記。

それから元々チケットが当選していた地元公演にも参加して、10年以上嵐を応援してきた私にとっておそらく”最後に好きになった男たち”になるであろう人物が彼らで本当にいいのか何度も何度も考えた。

一生をせくしーに捧げていいのか?本当に?そこに愛はあるんか????(迫真)

 

でも今の私が一番楽しくいられるのは、せくしーといる時だと思った。

 

中島担っていうとまだ慣れてなくてあんまりしっくりこないけど、誰担?って聞かれたら櫻井担って言っちゃうけど。(笑)

 

なんていうか櫻井くんは私の中でもう殿堂入りしてて、当たり前に好きな存在だから、仕方ない!開き直らせて!

 

好きって気持ちは理屈じゃないですからね(自分を正当化させる行為)

 

私の中での今の櫻井くんってうまく言葉にできないんだけど、当たり前に好きだから嗜んでても許してほしいのよ。櫻井翔というひとが好きだけど、嵐の櫻井翔というパーソナリティを私は何より愛していた。嵐だった頃の櫻井くんの映像を見ると「うわ〜〜〜〜〜〜〜アイドルだ〜〜〜〜〜嵐だ〜〜〜〜〜〜」って変に懐かしんでしまう。ついこの間までのことなのに。

なんていうか、嵐の櫻井くんは私の中で過去になってしまった。

整理がついたっていうとそうではないのかなと思うんだけど、ストンって過去のフォルダに分類されてしまった。

 

 

それは私の中では悪いことではなくて。多分そうしないと私は生きていけなくて。

みんなみたいに嵐を待っていてあげることができないダメなおたくなのよ。

確証のないまま未練のあるものを待ち続ける行為は私には向いていない。

いつか自己満足で注いでいる愛情の矛先を間違える日が来るだろうなと思った。

自分のために好きでいるのに、なんであらし大事にしてくれないの!ってあらしにいろんなことを求める自分になってしまうのが怖かった。

 

5×20の映画が決まった時のおたくの動きを見てて、そう思ってしまった。

今まではあらしが安心できるように言葉をくれるからまあいいや〜って批判を含めていろんな意見で溢れていく様もそういう人もいるよねって見ていられたけど。なんでおかしいじゃんっていう人にも、なんで批判すんの?って人にも疲れてしまった。私のための愛情が嵐のための愛情にすり替わっていくのが怖くなった。そんなことになるくらいなら、自分のために楽しいことをしている方がずっとずっといいと思った。真空パックみたいって櫻井くんがたとえていたけど、私も多分そうしていたいのだ。純粋でグツグツ煮詰めた私の愛の結晶が風化したり酸化して風味を変えてしまうのがこわい。その時いくら綺麗な形だったとしても、一度風化してしまったものは元に戻らないし、自分がそうなってしまっていることに気づけないままなのも怖くて怖くて仕方がない。

 

たとえ嵐を好きなままでいる人に都合いいねって白い目で見られようが、私は私のためにおたくをやっているし、私の中でちゃんと嵐も櫻井くんも生きてて好きだから、それでいい!!!”僕らが見た景色は今でもちゃんと動くよ”だもん!!!

 

嵐が帰ってきた時、やったー!おかえり!って今までみたいに応援できるのか、はたまたそうじゃないのかはわかんないけど、嵐がいたうちにやれることはやったし、注げるだけの愛情は注いだ!だから私は次に進みます

 

 

それに、私は櫻井くんとの向き合い方を過去に一度変えたんだけど、そのきっかけは中島さんでした(前述の掛け持ちブログに書いてます)

 

それからなんかいろんなことがうまく運ぶようになって、櫻井くんに伝えたいことちゃんと伝えきれたし、櫻井くんが伝えたいこと自分なりに受け止められたなって思っていて。

櫻井くんを好きでいられることってすごくすごくしあわせだ〜って思えるようになった。

嵐の櫻井くんに伝えたかったこと、ちゃんと伝えられて私は悔いはない!ということにしたい!(笑)

今の櫻井くんとも自分がしんどくならない程度にうまく付き合って、またコツコツ頑張りたいなって穏やかに思えているのだけど、私はやっぱりいろんなところ動き回って騒いでとにかく行動するおたくとしての生活が大好きで、そういう時間を生きているのが自分だって思うから。

 

せくしーとならそうやって騒がしく生きていける!って感じられたので、生きていっちゃお〜という次第です(軽ゥ)

 

 

 

 

昔せくしーの曲であるwith youの

君が今抱える キズや痛みを 忘れるほどの旅にしよう さあ! ぎゅっと 手をにぎった

という歌詞にすごく救われたという話をしたことがあるのだけれど。

 

まさしくそんなツアーだった。

 

 

 

今回のブログのタイトルにもなっているのだけれど、タイムトラベルを聴いた時に「あちゃ〜私じゃん(笑)」と思ってしまってなんとなくこんな未来を確信していました。

 

Sexy Zone タイムトラベル 歌詞 - 歌ネット

 

(本来タイムトラベルはそんな曲じゃなくて同窓会をテーマにした大人でちょっぴりほろ苦いサイコ〜な曲です!Sugarと同じ作家さんが作っているしはうずっぽさあるから嵐のおたく好きだと思う!!!!!!!)

 

 

アイドルなんてどうせまた私の手をすり抜けていく生き物だけど、夢なんて刹那で砂上の楼閣だけど、そんなことはそうなった時に考えればいいだけで。

せくしーにバカみたいに絶対とか永遠とかをまた信じてみてもいいんじゃないのかなって思えた。夢見たいし愛感じたいししあわせ感じたい!せくしーと一緒に!!

 

 

 

あらしに対して2019年1月27日のその瞬間が訪れるまで、マジのマジで永遠だと思っていたし、1mmもその可能性を考えずに生きてきた。それはすごくしあわせなことでアイドルの努力の上に成り立つものだから。そのしあわせ、また感じなくてどうすんのよ!

 

 

 

せくしー、自分らがずっと一緒にいることも自分が求められる限りアイドルでい続けるだろうことも信じて疑っていないのである。あの嘘みたいに綺麗な顔に宿されたこれまた嘘みたいに無垢な瞳でキラキラと未来の話をする。

 

そして、私の中で一番大きかったのは、今回たくさん素敵な演出があったライブの中でも本編の最後の演出。

 

 

セクゾが真っ白な衣装を着て、花道を肩組んで歩いて、そのまま階段登って、こちらを向いて光のカーテンが徐々に閉まっていって眩く光るライトの中に消えていく。その後誰もいないステージに5色のバラが咲く。

 

あらしのおたくなら頭の中に浮かぶ景色があるんじゃないかと思う。

 

そう。12月31日の終わりに見た景色。

 

 

あの光に包まれたまま、あらしは長い航海に出た。

キラキラ輝く5色の虹だけを残して。

 

 

リスペクトを込めた演出なのかはわからないけれど。

あらしは光と一緒に溶けていなくなっちゃった。

 

 

でも、せくしー達はあろうことか1分後にはアンコールでゆる〜くステージに戻ってきた!(笑)

 

 

トラウマ級の演出だったのにあまりにも当たり前に戻ってくるものだから思わず拍子抜けして笑ってしまった。そっか、せくしーは光の中に消えていっても帰ってきてくれるのかあ。

なんだかすごく安心して、私の中で何かが動いた瞬間だった。

 

 

そのアンコールで歌うのがTwilight Sunsetなんだから罪深いよねえ。

”僕らはこの時間を止められないから Twilight Sunset”っていうパートを歌う中島さんがメンバーの方見て歌う芸かましてきた時、思わず櫻井くんと重なって。

でも、やだー!しんどいー!っていうんじゃなく、そうそうこれねよくやってたわ懐かしいなあ〜好きだったやつって思えたし、いろんなことの整理がついた。

 

嵐がいなくなるって思いながら過ごした日々も、嵐がいないって絶望した日々もしんどかったけど嵐を好きだった日々がしあわせでいっぱいで、愛おしいものだったことを思い出したし、うん、ちゃんとしあわせだったんだって思えるようになった。

 

終わりよければすべてよし、なんていうけど綺麗に終われなかった私にとってなんとなく嵐のことを思い出すのってつらいことだったけど、そうじゃないじゃんって思えた。

 

私が抱える傷や痛みを、忘れさせるんじゃなくてせくしーはしっかり絆創膏貼って旅に連れ出してくれた!血がダラダラ流れたまんま、それがかさぶたになっていつか癒えるまでその傷のことを忘れさせても、跡が残ったり、化膿するかもしれない。

せくしーはしっかり傷を治してくれたし、なんならアンパンマンの絆創膏とか貼ってきて私がめそめそ痛いよ〜って傷を見ても笑わせてくれるような工夫までしていてくれる!

子供の時、予防接種をしたあとに看護師さんに好きなキャラクターのシールとか貼ってもらうといつもより痛くない気がして魔法だ〜って思ってたから、多分せくしーも魔法使い!

 

 

あとは、もっと早く生まれていたらあらしと見られた景色への未練がすごい'00年代生まれおたくなので、せくしーと階段を登っていくことができたらきっとしあわせなんだろうなって思う。昔できなかったことを叶える最後のチャンスだと思う。

 

そして、せくしーはぶつかり合うことをためらわない人たち。

めちゃくちゃ話し合いするし全然喧嘩もするし、我が強い。

あらしは”遠慮と我慢のレベル設定”で成り立っていた。

それが20年も続いた要因であり、20年で歩みを一度止めなくてはならなかった要因でもあると私は思っている。私はあらしの相手を尊重し、尊敬し合う姿がすごく好き。

だけど、せくしーが言いたいことバンバン言い合ってそのくせ繊細だから案外気にしてみたり、でもやっぱ言われたこと考えてみたら違うと思うわ!って言ってみたり。青くて若くて眩しい。(笑)

 

 

こんな嵐のおたくだった頃の焼き増しみたいで、もっと早く生まれていればあったはずの今を探すタイムトラベルみたいな恋だけど。

 

タイムトラベルは時空を行ったり来たりしながら本来の時空に存在していたものとは違う行動をしていくことで、矛盾が生じて歪みが出てしまうことが懸念される。いわゆるタイムパラドックスというやつ。過去に帰って後悔を晴らしたら未来が変わっちゃってまた別の後悔が生まれるみたいなやつ。

 

私はその歪みに期待したい。

 

だってあらしは光の中に消えたけど、せくしーは帰ってきた。

 

 

 

だから、似ているところもあるけどやっぱり全然違うせくしーに期待したいし、また信じたいのだ。永遠とか絶対というやつを。

 

 

 

 

中島さんを応援するのも、すごく面白い人で毎日楽しい。

あくまで私たちは対等で、信じて信じられていて。

 

私は櫻井くんのおたくでいると、ちょっぴり背伸びをしたくなる。

まあ19も上のお兄さんだから、私もちゃんと大人なんだよ!っていい子いい子して欲しくなっちゃうんだと思う。櫻井くんの前ではちゃんとした自分でいたいと思うし、そういう私で会いたいって思う。そんな私にも対等でいてくれるから、「なんでそんな可愛くないこと言うの〜〜〜」って言わせてくれてた。喧嘩してるつもりでもさせてくれてたんだなあって思う。

だから櫻井くんにツイートとかみられたくないなって思ってたし、ファンサ求めるのなんて烏滸がましいし、全然認知しないでーーーーって思ってた。

 

 

でも、中島さんは年もそんなに離れていないからもっとしっかり対等に煽ってくるのよ。(笑)

髪型変えてってファンにめちゃくちゃタグづけされて言われても「変えないよ〜〜〜〜😜」ってやれちゃう男なんですよ。意見を募る割にその意見が自分の思ってたものと違うと自分の思うようにやりまーすって全然参考にしない。

そういうところは櫻井くんっぽいよねえ。

私はその人のその在り方が好きだから、私(ファン)という生き物の存在で在り方が変わってしまうことがあまり好ましくないんですよ。私が何を言おうがその人がありたい姿であってくれるという安心感は大事にしていたくて。そこは多分譲れなかったんだと思う。だから多分対等にワーワー言い合ってられる男が好きなんだよねえ

 

でも全然ツイート見られてもいいしなんなら干してないでファンサしてよ??ってキレるポーズとるしおもしれえ女として認知受けたい。(笑)

頑張れないダメな自分もそのまま見せられる。

ダメだな〜ちゃんとやらないとって叱られても、そんな時もあるよね〜って言われても「うるさ!ごめんて!(笑)」って言える。

 

櫻井くんと歳が近かったらこんなおたくになっていたのかなあ。。

 

 

なんか新鮮なような慣れ親しんだようなそんな不思議な空気感が心地よくてついつい身を委ねてしまっています。結局アイドルに甘やかされて生きてばっかだな私。

 

ダメな私でも肯定してくれる人と、私をしゃんとさせてくれる人

どっちも応援していたらもしかして私って最強になれちゃうんじゃないの??????

 

 

タイムトラベル万歳だ、私は可愛くないことを言ってくる男との付き合い方をもう過去に心得ているので。。

 

全然違う生き方をしていて、全然違う言葉の引き出しを持っていて、アイドルとしての在り方も違うけれど。意外と考え方の根っこは似ていたりして。

 

だから30歳を迎えたら中島さんが言い出しそうなことは大体わかるのだ。(笑)

 

でももう、「演技とアイドル、優先順位違くない??」なんてことは言わないよ

言うかもしれないけど、ちゃんとわかってるから大丈夫。

 

 

 

 

これからわたしはセクゾを応援していくけれど、嵐や櫻井くんを好きだと言う気持ちはしっかりと真空パックにして保管されているのでアカウントは残します。

振り返ったり思い出してめそめそすることが得意すぎるけど、楽しく生きていくには向かない行為なので嵐のアカウントの方は楽しいことがあった時にだけ来ようと思っています。無理しない。

 

せくしーとタイムトラベルみたいな今をちゃんと歩いていこうと思う。

 

嵐がどこかの未来で戻ってきたとき、ちゃんと笑える今があるように!

めそめそしたまま生きてたら、多分うまく笑って再会できない気がするから、ちょっとせくしーと一緒にタイムパラドックス起こしてくるよ〜!

 

 

 

このブログでも何かの折にせくしーの記事を書くことが増えていくと思うので、もし読んでもいいよって人がいたらこれからも読んでくれたら嬉しいです。

みんなもしあわせに生きていけますように!わたしは忠誠心が足りないのかじっと待ってはあげられない子だったけど、みんなはえらい!

 

でもつらくなった時に他のものに助けてもらうことも全然悪いことじゃないし自分の意思が弱いからじゃないよ!いろんなものに甘えて自分の人生あらしにしあわせにしてもらっていたようにしあわせになって行こうね!

 

 

 

 

 

私は前には間に合わなかった階段を一段ずつ5人と登るタイムトラベラーになってきます!

私も新たな船出です、だから自分にも言っちゃう

 

 

 

Bon voyage!🛥🌊

 

 

 

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p.s.

嵐が活動休止する前に占いに行って占ってもらった時に、あなたは落ち込むだけ落ち込むと切り替えが早いタイプだと言われました。

嵐が活休したらどう生きていこう?って聞いたら

「半年後には立ち直ってますね、もう次の推しには多分出会ってますよ」って言われて。

中途半端に落ち込むとずるずる引きずるけど死ぬ直前まで落ち込んだらすぐ立ち直れますって助言されました。死ぬ直前まで凹まなきゃいけないの無理すぎるんだが????と思ったけど結構ギリギリのラインまで鬱になったらコロッと決心がついてしまいました。(笑)

そんなに早く立ち直っちゃうようなおたく人生だったか?なんかショック〜立ち直りたくない〜とか散々駄々捏ねたのに占い師に言われたことをすっかり忘れてどん底まで落ち込んでしまいました。。。そしたら立ち直っちゃった。。。人間ってすごい生き物だ。。。

 

 

 

 

 

 

 

ばいばい、私の神様

櫻井翔くん、39歳のお誕生日おめでとうございます。

 

 

もう何度も何度も祝ってきた特別な日。

私はこの日が大好きです。

 

 

このことは過去にたくさん話してきたからもう説明は割愛しようかな。

 

私が38歳の櫻井くんと過ごした1年間について、少しずつ振り返りたいなと思っています。

 

 

 

ここ2年くらい、ブログを更新する頻度が落ちました。

好きな人の好きなところを書き連ねるのはすごく好きなのだけれど、自分のことを書くことに対する苦手意識がずっと拭えなくて。

 

活動休止の会見があってから、何かを書こうと思っても自分のことを説明してからでないとうまく伝わらないことや自分の感情というフィルターを通さないと書けないことが山ほどあって、それと対峙することから逃げていたのです。

 

だからここ数年は下書きを書いては消しての繰り返しで気づけばアップしたかった目標日を過ぎていて更新を諦めることばかり。

 

 

そんな私ですが”自分のこと、書こうかなあ”と最近思えるようになってきて、少しずつ準備をしています。

 

note.com

 

まだ記事は上げていないのですが、作ってみました。

 

Twitterに来るのが少ししんどいかもなって最近感じているので、もしかしたらここでだらだらとお話しているかもしれません。

 

もしよかったら遊びに来てくださいね。

あらしや櫻井くんの話もたくさんすると思うし、自分の話もざっくばらんにしていこうと思っています。

 

 

 

そんなことは置いておいてですね。

私が逃げてきた”書く”という行為は幼い頃の私にとっては

 

”自分が唯一持っているもの”であり

”救済”の行為でした。

 

 

だけどある時から私にとって言葉や書くことが救済という側面を持ちながらも自分の首を締める呪いのような存在に感じることが多くなりました。

 

 

それをはっきりと認識してしまった瞬間から私は思うように文章が書けなくなって、文章を書くのが上手な子というアイデンティティを失うことになるのです。

 

 

私にとって行動の指針であり神様だった”言葉”を失ったとき、

次に見つけた神様が櫻井くんでした。

 

 

昔ブログに少しだけ書いたことがあるかもしれないけど、私は幼い頃からテレビっ子でジャニーズのアイドルに慣れ親しんできました。

 

その中でももう好きになってから数年経っていた嵐が、私の次なるアイデンティティに変わっていきました。

 

 

 

”嵐が好きな子”という次なる武器を私は手にしたのです。

 

 

私が学校で一番嵐に詳しくて、嵐といえば私でした。

今もそんなに変わらないかもしれない。(笑)

 

 

私が嵐をよりどころにした理由はたくさんあるけれど、それはnoteに少しずつ記していけたらなと思います。あまりここで端的に話せるものではない気がするので。

 

 

 

とにかく私の行動の全ての源泉はあらしや櫻井くんで、彼らが真っ当でいてくれたからこそ私は今なんとか普通にしがみついて生きることができています。

 

 

なんだかだらだらと綴ってしまいましたが、あるタイミングから私にとって櫻井くんは神様になったということなのです。

 

 

櫻井くんはいつでも強くて、明朗快活で、言わずもがな素敵な人です。

私が何より信じている人です。

 

 

私はジャニーズのアイドルが大好きで、”アイドル”という概念についてもすごく関心があります。

 

 

偶像とか虚像とか、考え始めたらキリがないようなことをずっと考えているのが好きです。

嵐で言うと二宮くんみたいな、わかりやすくアイドルな人のことを考えるのは特に楽しいなあって思います。

 

 

だけど、私が好きになったのは櫻井くんでした。

嘘をつくのが苦手であまりにも正直な人。

 

 

”アイドルをやっているという意識は持ったことはなくて、とにかく嵐をやっている”

 

 

職業:嵐 な、櫻井くん。

 

 

ステージに立ってオーラが豹変するようなこともそんなになく、いつも櫻井翔としてそこに在るひと。ステージに立っている櫻井くんの動きに合わせてキラキラした粉が私にはいつも見えていた。櫻井くんは鱗粉とか光の粒が集まってできているのかもしれないと思ったことは一度や二度ではない。

触れたら消えちゃうのに、私の指先にほんのり傷を残していくようなそういう意地悪になりきれないひとだったのは当たっていたね。

(でも今鱗粉の毒について調べたら毒を持つ種類はごく少数で、鱗粉の役割は自分の体に害のある水を弾くこととメスを惹きつけることが主だそう。それはそれでなんだか櫻井くんの掌で転がされてそうでいいかもしれない。)

 

 

うまく生きることとか全然考えてなくて、ってか生きるに上手いも下手もあるか?って感じでいつでも泥臭く生きてる櫻井くんが本当に本当に私にとってずっと救いでした。

 

家柄も、容姿も、教養も、全部うまく生きるために使えるものなのにそれで楽に世を渡っていこうなんて思考が一ミリもなさそうで、しかもちゃんとあんまりうまく生きられてないのにシャカリキでキラキラで楽しそうな櫻井くんが、何にも持ってなくて生きにくくて仕方ない私にはすごくキラキラして映った。

 

ああいう櫻井くんって、やっぱり虚像とか偶像とかそういう類のものじゃないと思う。

 

 

イスラム教では偶像崇拝を禁止している。

偶像は人間が作ったものに過ぎず、神そのものではないからだそう。

想像すればそこに神様はいるのに、なぜわざわざ偶像などを作る必要があろうかということだ。じゃあそこにいる神様と対話すればいいじゃないという話。

 

 

なんか、多分そういうことなんだと思う。

 

櫻井くんはアイドルっていうかやっぱり神様だったんだ。

 

 

去年の嵐ツボでも言われてたよね。

櫻井くんは神様だって。

 

 

本当の櫻井くんとか考えるだけ無粋で、私が見ていた櫻井くんが全てなのだ。

 

 

ファンに”いつも信じてくれているよね?だから僕も信じています”ってことを伝える人は私は今まで櫻井くん以外出会ったことがない。

それが嘘とか本当とか、アイドルの櫻井くんが言った言葉だからとか考える必要はないのだ。

 

 

”嵐の櫻井翔”は神様なので。

感じたことが全てだし正解なのである。

 

ジャニー喜多川という人間が作り出した偶像は広く流通しているけれど、その中から私は”本物”を見つけ出してしまった。偶像の顔して本物が混じっているなんて聞いていないぞ!という感じですが、”信じることがすべて”って歌うアイドル、本物以外あり得ないでしょう。。

 

 

とまあ他人に伝わるのか伝わらないのか非常に微妙なぼんやりとした話を展開していますが、アイドルにはアイドルじゃないプライベートな瞬間がどこかにあって。アイドルの中の人の生い立ちや感情があって。それがアイドルとしてその人がどう生きていくことにつながったのか考えることが楽しいということもすごくわかる。

だけど嵐の櫻井翔って嵐じゃない櫻井翔として生きてる瞬間が嵐になったその時からないんですよ。アイドルじゃなくて嵐なので。

 

だから多分、神様になれたんだなって思う。

 

 

そんな無敵で絶対に揺らぐことのない神様だと思っていた櫻井くんが、やっぱり生身の人間だということを痛感する一年だった。

 

38歳の櫻井くんはいつも泣いていたなって思う。

涙こそ流れていなくても、いつも泣いていた。

 

 

櫻井くんは確かに最強なんだけど、しぬほど強がりでもある。

 

 

 

だからいつも強がっていた。

5人でいると誰よりもケラケラ楽しそうに笑ってる顔や声が大好きだった。

だけど最近の櫻井くんはいろんな気持ちをぐっと飲み込んで5人でいられる時間を噛み締めて、愛しんで、慈しんでいるような柔和な笑顔をニコニコと浮かべることが多くなった。

泣いてるみたいだなって、いつも思っていた。

 

 

 

櫻井くんはお兄ちゃん気質で、つよがりで、わがままを言わないひと。

その目が精一杯に”まだ終わりたくない〜〜〜〜!”と訴えていても、それに心で抗ってきた姿。

 

多分櫻井くんは自分のコンプレックスをバネにしたり、他人に馬鹿にされた悔しさを昇華させたりして今まで生きてきた人で。

他者を意識して、向き合うことはすごく得意だけれど自分の中で相反する感情と向き合う経験はあまりしてこなかったのだと思う。そもそも自分の中で矛盾する感情に目も向ける暇がないまま求められたことややりたいことを”とにかくやる”を続けてきた人だから。

 

だから自分の中で終わるなら綺麗に幕引きをしたい、どでかいことをやりたい、だけど寂しい、まだまだやりたいという思いがあることを自覚した時にどう処理したらいいのか戸惑って自分でもよくわかっていないし考えないようにしていると瞳を彷徨わせた櫻井くんを思い出す。

 

櫻井くんはものすごくしっかりしているのに、しているからこそ、あどけない子供みたいに意固地になるときがある。

 

櫻井くんの話を聞いていると、”会えなくなると絆は多少なりとも薄まる”という考え方を感じる。蓄積してきた関係性や心のつながりがあってもなお、会えなくなれば途切れるものでしょう?という感じが根底にあるのかなあと思う。

 

大野さんは多分、”会えなくてもずっとつながっているという確信があることが絆”という考え方なのだと思う。嵐に対する考え方の根底は同じなのにやまは全然アプローチが違うのが面白いなっていつも思うのだけれど、Voyageを見て強く感じたことの一つ。

 

大野さんはリミットが近づくにつれて絆を確信できたから不安げな顔を見せなくなったのだろうし、櫻井くんは寂しげな顔を隠せなくなっていったのかなと思う。

 

 

いつも櫻井くんの輪郭がゆらゆらと揺れて、はっきりしたりぼやけたりを繰り返していた1年間だった。

多分、さよならするための時間だったんだなって今は思う。

 

 

 

オトノハの言葉にいつも救われることに変わりはなかったけど、見てようちの櫻井くんはいつでも最強なの!と言いながら音楽番組を見ることはあまりできなかった。

 

「なんでそんな顔して歌うの?」が口癖だったな。

もっと褒めてあげたらよかった。

 

 

セクゾが5人に戻った日のMUSIC DAYの曲振りする櫻井くんの顔も声色もしんど過ぎて泣き喚いたり、櫻井くんの司会をさとしが褒めてくれなかったって泣き喚いたり。

 

 

なんか共鳴して一緒に不安定だった。

 

 

とにかく、いつもいつも頑張ってる櫻井くんを褒めてあげて欲しかった。

寂しさを飲み込んで笑ってくれる櫻井くんをメンバーが私に見える場所でいたわって欲しかった。

 

 

櫻井くんはすぐに大丈夫だよとか、自分はいいよとか言っちゃうけど

「よくないよ!」って言って欲しかった。

 

「そっか」って、櫻井くんなら大丈夫だなってなって欲しくなかった。

 

 

本当の深いところではたくさんいたわり合ってることも、そもそも褒められたりなんかしなくてもメンバーが見てくれているというだけで櫻井くんは満たされていただろうこともわかる。

櫻井くんは見返りとか考えないけどついついお世話焼きたいタイプだから、そういうポジションが”嫌いじゃない”のもわかる。

 

 

だけど至れり尽くせりの接待釣りがものすごく楽しくて、大野さんが優しいのよ!ってあんまり嬉しそうにしてる顔を見ると、そういう喜び、もっと知って欲しかったし嬉しそうな顔たくさん見たかったなとも思っちゃう。櫻井くんが求めてるわけじゃないのに欲張りだしわがままだね。

 

だけどわがまま言わない人だから代わりにわがまま言いたくなっちゃうし、泣かない人だから代わりに泣きたくなっちゃうのよ。

 

 

だから38歳の櫻井くんに会ってちゃんと伝えたかったことたくさんあったよ。

褒めたいことも、感謝したいことも、たくさんたくさんあった。

 

 

あと、真っ赤に染まるペンライトの海も見せてあげたかった。

最後のあいさつの時も櫻井くんは一番最初だから、いつもドームはまばらな赤。

 

 

星みたいに綺麗なペンライトの海が、一人ひとりの意思で真っ赤に染まるところを見て欲しかった。それを見てどんな顔をするのか、どんな言葉をくれるのか想像するのが好きだった。

 

 

ここまで考えたときに気づいた。

私は今まで神様の櫻井くんには求めてばっかりだった。

 

”たくさん夢を見せて欲しい”

”私のメッセージ見て欲しい”

”またその言葉で救って欲しい”

”私の夢を預けたい”

”まだ見ぬ景色を一緒に見たい”

”ステージ上終身雇用、ちゃんと叶えて欲しい”

 

 

まだまだあるけど、私は櫻井くんに求めてばっかりだったしたくさん自分なりに向き合ってきたつもりではいるけど求めた分の愛でちゃんと返してあげられていたとは思えない。

なのにずっと櫻井くんは私を救ってくれたし無償の愛も優しさも夢も希望も幸せも、全部全部くれた。

 

 

 

それがこの一年を経て

”してあげたい”

”そうなってほしい”

と思うことが多くなった。

 

 

 

知らぬ間に私は一人の人間としての櫻井翔さんを愛する準備を整えていたのだなと思う。

結果として最後に会えた日になったアニバーサリーツアーで嵐の櫻井くんに伝えたいことをぎゅっと詰め込んだうちわを見てもらえたことも区切りになったかもしれない。

だから私は2020年の後半ちょっぴり嫌な嵐のおたくになっていたと思う。その自覚もあったからあまりTwitterには来られなかった。

 

 

嵐に戻ってきてほしいと思う気持ちはめちゃくちゃあるけど、戻ってこなくてもまあいいかなと思うようになってきている私がいる。

 

もちろん、櫻井くんが嵐やりたい!というのはわかっているし、そもそも嵐というグループが大好きだから、多分泣いて喜ぶけど。

 

 

でも、もう一度嵐になるということはもう一度いつか嵐が終わるということだから。

また櫻井くんがしんどい思いをすることになる。

だからファンが待っているから活動再開しましょう、じゃなくてそろそろ5人でなんかやりたくない?って戻ってきてほしいなって思う。一日限りのとか、そういうやつでもいいのかななんて、昔の私じゃ考えられないようなことも思っている。

 

だけど活動再開の鍵を握っているのが大野さんだけではないと櫻井くんが言ったように、日々を過ごしていくうちに変わっていくものってあるから。

櫻井くんの心のある方に進んでいってほしいなと思う。

 

 

櫻井くんが嵐としての自覚が芽生えた瞬間と言っているのは、ファーストコンサート。

あらしー!って初めて手を繋いだとき。

 

あのとき櫻井くんは涙を流して、そこから私の神様は生まれた。

 

コンサートで俺らの名前はなんだ〜?のあと、「あらしー!」って言うのは、実は櫻井くんだけ。

他のメンバーはファンの声にじっと耳を傾けて嬉しそうな表情を浮かべていて、櫻井くんだけがメンバーと手をつなぎながらファンと一緒に「あらしー!」って楽しそうに毎年言ってた。

 

櫻井くんは今回のコンサートで、5人で手を繋いだとき、綺麗な涙を一粒流した。

思えば「あらしー!」って言わなかったコンサートは初めてだったね。

やっと泣けてよかったと思った。しかもそれが、さとしから見えなくて良かったとも思った。

手を繋ぐメンバーを慈しむように見守って、堪えて堪えてそれでも溢れ出ちゃった一粒が、本当に綺麗でいじらしくて櫻井くんだなあって思った。

 

強がりがばれてるのに強がろうとする最強な櫻井くんが、大好きだった。

 

 

ライブ中ずっと泣き出しそうでドキドキしていたから、最後光に溶けていく前にグッて笑って見せたとき、最後まで負けたな〜この人に!と悔しくなってしまった。

 

 

私が信じていた神様はやっぱりキラキラした粉でできてたから光の中に溶けていってしまったし、本質に少し手がかすったら消えてしまった。私の指先はほんのり熱を持っていて、それは多分いつか冷めて元どおりになるけれど、あの感覚を忘れることはないと思う。嵐の櫻井翔くんは鱗粉みたいな人だった。

 

私が最後に見た神様は、キラキラ大好きな顔で笑っていたよ。

ありがとう、だいすきな人。

ばいばい、私の神様。

 

 

 

 

あの4日後に見た櫻井くんの顔はこわばっていて、いつもみたいに笑えてなくて、見ていてつらくて泣いた。

嵐の話をするときだけふっと口角を緩ませていたけれど、数日前まで見ていた嵐の話をしている櫻井くんの顔とは違うと思った。

 

どの番組を見ても櫻井くんのつられて楽しくなってくる笑い声が足りない、どん臭い櫻井くんをフォローしたり辛辣な一言を放って「おぉ〜い!(アクリル板猫パンチ)」させる声が足りない、と寂しくなる。

 

今はまだ番組を見るぞ〜!とは前向きになれなくて、番組をやっている時間に思い出したらテレビをつける生活。信じられないのだけれど、あんなに習慣づいていた木曜や土曜も、うっかり忘れてしまうことがある。思い出してもリモコンを取る気力がどうしても起きない時もある。

 

元々私は心が健やかなタイプじゃないから、突然神様を失って心がびっくりして対応中なのだと思う。

 

 

だけど誰よりも幸せになってほしいと思うし、自分のために生きて自分のために時間を使ってほしいと思う。

 

 

誰かのために何かをやりたいという思いが嵐を引き寄せるのならば、他人本意で優しすぎる人たちばかりだから多分いつかは集まれるような気がする。

だから、今の時間を目一杯自分のために使ってほしい。

たくさん愛してくれた分だけ、いやそれ以上に、たくさんたくさん愛されてほしい。

 

 

私はこれから、好きな人を応援して生きていく。

自分の神様を信じるのではない。

自分のために櫻井くんを信じて生きてきたけどきっと他に見落としてきた自分のためにできたことがあったと思う。それをちゃんと自分と向き合って見つけて行かなくちゃと思う。

 

 

またいつか神様に会える日が来るとしたら、

「私は私なりにあなたにもらったもので頑張ってきたよ」って、

「それなりにちゃんと幸せだったよ」って

お互い歳取りましたなあって笑い合いたいなって思うから。

 

 

今はまだうまく立ち直れてなくてそんなにすぐに前を向くことはできないけど。

せっかく沢山のものをせがんでもらって来たんだから、そのもらって来たもので頑張れなくちゃダサいなと思う。そしてまた会えたときに大きな愛で返せるように、ちゃんと大好きな人と一緒に生きて行かなくちゃね。がんばるよ。

 

 

 

 

ばいばい、私の神様。

21年間、幸せだったかな。

楽しかったかな。

そうだったらいいな。

私の全部だったから、思い出してはぐずぐずすると思うけど、

もう少ししたらしゃんとするので許してね。見守っていてね。

またいつか、会えたらいいな。

21年間お疲れ様。

 

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私の大好きな人、これからよろしくね。

うまく付き合う方法をこれから見つけていきたいと思っているよ。

沢山愛されて沢山幸せになってね。

笑顔で溢れる39歳にしてね、しようね。

知っているようで知らないことが沢山あるから一つずつ知っていけたらいいなって思っているよ。

改めて、39歳のお誕生日おめでとう。

ずっとずっとありがとう。

これから一人で戦うことになると思う。

一緒に戦ってあげることはできないけど、ずっと応援しているから。

一人じゃないってことを知っておいてね。

ていうか一人になんてさせないので覚悟しておいてください。(笑)

ずっとはないなんて悲観的になったこともあったけどやっぱり信じさせてください。

 

ずっと大好きです。

 

 

嵐の櫻井くんも、これからの櫻井くんも。

 

 

 

 

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夢を見るということ

櫻井翔さん。

 

 

38歳のお誕生日、おめでとうございます。

お誕生日を祝うのは、何度目になるだろう。

 

 

いつしか、自分の誕生日よりもずっと日付が変わるのをソワソワと待つようになっていました。

 

 

37歳の櫻井くん、本当に本当にお疲れさま。

そして、いつも私を掬い上げてくれてありがとう。

 

 

 

昨年の櫻井くんの誕生日は、受験期間中でいつものように盛大にお祝いはできなかったけれど。学校の帰りにケーキを買って、ささやかなお祝いをしたような記憶があります。

 

たくさんの人の愛で溢れるお誕生日が私は大好きです。

わたしの大好きな人を私と同じように愛している人が、みんな愛をもって櫻井くんにめいっぱいことばを届ける深夜のタイムラインも、お祝いだからって言い訳して食べるケーキの味も。ぜんぶぜんぶだいすきです。

 

 

そんなたいせつな37歳の櫻井くんのお誕生日。

まだ何も知らずに37歳の櫻井くんが穏やかな一年を過ごせますように、と綴った1月25日。さくらいくん、だいすきだなあって幸せな気持ちを抱きしめて眠った夜。

 

 

その二日後の、1月27日。

 

 

36歳の櫻井くんが背負っていた秘密を、教えてもらいました。

嵐が嵐のまま走り抜けたい、嵐をきれいなまま宝箱にしまいたい。

そんな祈りも、わたしはその時に知りました。

 

 

たしかにね、36歳の櫻井くん、うんとやさしくて、あたたかかったの。

普段がそうではないというわけではないけれど。

 

 

たくさんたくさん言葉を尽くしてくれたし、いつか聞けたらな、以上をたくさん聞かせてくれた。

 

 

 

37歳の櫻井くんは、わたしにとって救いでした。

マリア様みたいに見えていました。本気で。

 

 

2月1日に瞼いっぱいに涙をためて画面の向こうの私に「さあ、同じ夢を見よう」と語り掛けてくれたとき。

2月15日のオトノハ。

4月13日の挨拶。「I can't stop dreaming, still dreaming」の話。

11月3日のオトノハの彼方への歌詞。

11月15日のThe Greatest Showmanの曲の話。

12月15日の宝物。

 

 

櫻井くんの見せてくれる世界が、私にとっての夢です。

 

 

じゃあ、櫻井くんが見る”夢”ってなんなんだろう。

 

 

一日でも長くこの夢から醒めないことが目標。

目標?世界制覇です。

”DREAM”と書いて”目標”と読む

 

 

意外と夢見がちで、ロマンチスト。

そんな櫻井くんの言う夢って。見ている夢って。

わたしたちに見せたい夢って、なんなんだろうか。

 

 

考えても考えてもわからない。

まだ見ぬ世界って何なんだろう。

 

 

 

だけど、櫻井くんは有言実行の人。

きっとどこかへ連れて行ってくれるのだと思う。

だって、櫻井くんは、嘘をつかない。

 

 

だから私は彼を信じている。

そして、櫻井くんもファンを信じていると言ってくれた。

 

 

昔は櫻井くんの言葉を好き勝手こねくり回して落ち込んだり振り回されたりしてた。

勝手に深読みしてなんでそんなこと言うんだろうってめそめそした夜もあった。

 

めちゃくちゃだったかもしれないけど、嘘のない櫻井くんの言葉をできるだけ読み取ろうと向き合ってきたつもりだ。だから、オトノハで自分の伝えたいことがきちんと伝わるこの場所が好きなんだと言ってくれて、本当にうれしかったよ。今までの日々が間違っていなかったんだと肯定してもらったような気持ちになった。だからちゃんと信じてもらえるように、信じ続けます。これからも。揺らぐ夜もあるかもしれないけれど、私のうちわの文字を見て頷いてくれた瞬間や、私に独り占めさせてくれたオトノハの言葉を抱きしめて、ちゃんと目的地まで特急に乗っていくつもりです。

 

 

 

 

「やるだけやるけどいいでしょ? 夢だけ持ったっていいでしょ? No one can take away your dream」

 

「次は何しようか 気にしないでいいか 嘘じゃない今までが教えてくれるから」

 

 

 

 

私はこれがすべてだと思っています。

あらしが何のためにこんなことしてるのかなとか、櫻井くんのみてる夢って私と同じなのかなとか、立ち止まりそうになることもあるけれど。いいじゃん。夢だけ持ってたって。

 

 

 

オーラスのとき、あんなに迫真の表情で「ついてきてほしい」と繰り返した櫻井くんは初めて見る顔をしてた。5×20を歌いながら、後ろのモニターを見上げるふりをしながらこっそり涙をぬぐっていた。あの時あの場所でまた会える、よね?の寂し気な笑顔がいやに焼き付いて離れない。

 

 

櫻井くんは涙を流さない。

だけどたくさんたくさん泣いている。

 

 

櫻井くんはとても強い人だ。

だけど、強がりでもあると思う。

 

 

だから私は勝手に苦しくなってしまう。

櫻井くんがたった数秒わたしたちの目に留まるように映し出して、二重線で消した本当の気持ちを知ってしまったから。それ、メンバーにはちゃんと言えたのかな。自分は着地点を探すのが役目だって、そういう役回り嫌いじゃないって言ったって、苦しかったろうなと思う。だから、そのいじらしさがあまりに切なかった。

 

 

「ずっともっとこうしていたいよ」を前にして、わたしはどうにも動けなくなってしまった。夢を見ていたいよね。もっといろんな夢をあらしで見たいよね。

 

 

 

だけど、おわっちゃうから。

 

 

 

その身が炎で焼き尽くされる様を、きちんと見届けるからね。

いじらしい強がりも、ほどほどにね。

 

 

38歳の櫻井くんが背負うものがどうか少しでも減りますように。

彼の言葉を捻じ曲げる悪意がどうか少しでも減りますように。

 

 

 

そして最高の締めくくりができますように。

 

 

 

 

 

 

櫻井くんの笑顔が好きです。

メンバーといるときの表情が好きです。

言葉を何より大切にしているところも。

たまに抜けているところも。

いつも楽しそうにお仕事をしてキラキラ駆け回ってるところも。

周りに気を配ってるところも。

ぜんぶだいすきです。

 

 

そして、ステージに立ってライトを浴びた櫻井くんが一番大好きです。

私の夢です。

 

 

38歳の櫻井くんと、たくさん夢が見られますように。

そして、その先も夢が見られる日が来ますように。

 

 

 

 

たくさんしあわせありがとう。

櫻井くんの言葉に本当に救われ続けた一年でした。

夢を見るお手伝いをさせてね。そして、素敵な夢が見られたらいいね。

 

 

 

 

輝いてもう泣かないで

この素晴らしい世界でほら 君のことを見つけた

いつだってそばにいるよ 果てしない夜の片隅に

キミの夢を見ていた

 

 

 

 

大好きな曲の歌詞に代えて締めくくりとすることにします。

おめでとう。素敵な一年にしてください。

嵐と旅をしてきた日の記録


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先日、やっとの思いで当選した展覧会に行ってきました。

 

本当は下書き中の記事が2つあるんですが、すべてほっぽり出してこれから展覧会の記録を残したいと思います。

 

メモを取りながら見ましたが、なにせ作品を凝視しながら感情に任せて取ったメモ。今は記憶が鮮やかだから補完することができますが、数ヶ月後に読み返したらだいぶ忘れてしまいそうだなあと思ったので、大切な記憶がこぼれ落ちていかないうちに、文字に起こしておきます。

 

 

ちなみに自分用備忘録的な部分が大きいので、ここからかなり多くのネタバレを含みます。気持ちぼかしてはいるというか、文字にいくら起こしても伝わりきらない展示になっているので、これを読んで満足できるということは断じてないです!ただしぬほどネタバレはしてます!(笑)

 

 

ですので、まだ展覧会をご覧になっていなくて何も知らないまま新鮮に驚きたいという方はそっとブラウザバックしていただけると幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

待ちに待った展覧会。浮かれすぎて集合時間一時間半前に到着してしまい、外国人だらけのオフィスビルの中にあるタリーズでアウェー感満載なままソイラテを飲みました。居づらすぎて15分で飲みきってしまい、30分ほど手持ち無沙汰の時間を過ごす羽目にはなったものの、無事会場へ。

 

 

17時半集合でしたが、17時10分頃には建物内へ。30分になる前に入場開始された気がする。前の組のひとたちの残り具合で多少前後するっぽい。

 

壁にキービジュアルのあらしがいるんだけどまぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜顔が良い。私も家の壁この柄に塗りたい。

 

 

あっ、そういえばトイレは事前に駅とかで済ませておいたほうがいいと思う。グッズ売り場に到達するまでトイレが出現しないので。始まる前に行こうと思えば行くこともできるけどかなり慌ただしい感じになってしまう。

 

 

最初の部屋に入る前の待機場所の壁の櫻井くんいい顔すぎ。じーっと観察してたら速攻ドア開けられて最初の部屋の手前の通路まで通された。

 

ドア開いて初っ端に見えるのは今回の展覧会のコンセプトについての文章。
5人で歩んだ20年間をみんなで旅してみたいと思っちゃう嵐ってどんだけ器でかいん?そんな大事な時間自分たちだけで抱きしめていたくない??

 

晴れた日だけじゃなかった20年を振り返って絶景だといえるようになるにはどれだけの努力や経験を積めばいいんだろうか。どんな道でも、舗装されてない砂利道でも、いつだって楽しんで肩組んで旅をしてきた5人。その旅が楽しかったのはわたしたちのおかげだって言うんですよ。

 

 

まだ全然展示物まで到達してないのに愛されすぎてて途方に暮れてしまった。ここから先が怖すぎる。

 

と、思ってたら唐突にアクスタビジュのあらしいるのほんとしにます。貝ブラじゃない方。しょうちゃんのお御足、細すぎ、、、

しぬほどウケてたのにまた進んでいくと「Are you ready」って書いてある立て看板が突然出てきてパニックになります。

 

まだ準備できてませんって、まだですって、まだですって〜!!!!!!!!!待って!!!動悸しぬからせめて収まるまで!!!!

 

と思ってたら前の人進み出した。注意事項説明してくれてたお姉さんごめん。全ッ然聞いてなかった。

 

私は見落としがあったら嫌だし、正直何も知らないで行くとしぬほど泣いてまともに見られない覚えていないという最悪な状況になりそうだったのでネタバレ見てひと泣きしてから行きました。なので最初の部屋はまっさきに真正面を見据えました。

 

最初の部屋は全面スクリーンの映像が流れる部屋。

はじめは20年を振り返るような写真がたくさん出てきたり、作品を振り返ったり。

 

あらしがわたしの目の前をビュンビュンしたり、イイ写が凄まじい速度で流れていってしまうので特典映像にしてください。Jストーム様。


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↑映像視聴時のメモ。頭が悪そう。暗闇の中画面を見ながらメモしているので字の汚さはご愛嬌

 

 

そしてその映像の後、5×20のPV撮影現場におよばれしちゃうんですけどね。

 

真正面、死にますって。

 

 

ひとりで来てたのに「うわっ!?!?」ってだいぶ大きい声出してしまった。

 

自担の大好きなご尊顔を余すことなく楽しめますから。ガチで。ただ今後の展開を考えるとスクリーン近くより部屋の中心に立って自担ポイントの方向を向くのがベストだと思われます。

 

天然ちゃんが砂かけに来るんで。ダッシュで。青春映画かと思ったあの瞬間。眩しすぎた。時止めたかった。櫻井くんの「おぉ〜い!」の声色と表情思い出すだけで未だに枕を濡らしています。なう。

 

ほんっとね、あの男ずるいね、ちゅるちゅるなお肌ときゅるきゅるなおめめで「近いでしょお🐿🐿🐿」は堕ちるから!無差別テロ!全人類が恋に落ちた音がした!

 

そんなこんなであれよあれよと言う間に2番めのお部屋へ案内されます。

自担の顔の良さに浸らせてくれ。

 

2つめのお部屋は「バックステージ定点観測」。

 


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"売れ"の圧力。

とにかくたくさん写真がスクリーンに映し出されてます。コンサート期間中の楽屋のお写真です。会報で見たことあるアレから、衝撃のお色気ショットまで、各種取りそろえております。あいばくんリア恋ゾーンです。コンビも各々がけしからん感じです。櫻井翔さんに関しては言葉はいらない。ブルースリーの名言が沁みる。

 

 

"Don't think, feel."

 

 

 

③「旅する衣装」

この部屋一番楽しかった!しょうちゃん天才です!衣装展示しようと思ってくれてありがとう!

 

スケスケ衣装は意外としっかりした造りでした。

ぽぷこんOPはもうすこし近くで見たかったなあ、、、すごく装飾が細かくてキラキラしてた。しっかりした生地に見えるけど近くで見てみると動きやすそうな素材のパンツだったり発見もあって楽しいです。

 

5×20OPはマジで!キラッキラ!職人の技しゅごい、、、、キラキラの刺繍がすごく細かくて見惚れる。櫻井くん足が長すぎる。細すぎる。ペラッペラすぎる。

 

 

じゃぽOPはギラギラしてて、上着を比較的すぐ脱いでしまうけど、ひとりひとり実は少しずつデザインに差異があって面白かった。すごく考えられているんだなあ、、、

 

5×10OPは感謝の映像が流れてる前に展示してあるんだけどムビステ仕様みたいに下から衣装を拝めます(笑)

 

衣装の前にメンカラで目印があるからどれが誰の衣装がわかりやすくなってました。

 

 


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ハワイの衣装見てるときの私一番楽しそう。

櫻井くんの足は50mあります。ちなみに初代ゴジラの体長は50mだそうです。

 

 

 

ピカンチゾーン

ピカンチの若かりし頃の嵐のお写真と、岡本健一くんからの言葉。

 

枚数は多くはないけど写真集で見たことある写真も、ない写真もあったよ!

 

 

健一くんのメッセージがすごくあたたかくてすきだった。

 

ブレイクしたいという嵐にブレイクってなんなんだよ?と問うと「ブレイクって〜凄くて〜〜とにかくめっちゃ凄いんですよ」なんて言葉が返ってきたくだり、めちゃめちゃあらしだよね。次の一手は状況に応じて変えていくし、ブレイクに明確な線引きがあるわけじゃない。よく考えていないから"すごい"しか言えないわけじゃなくて、定義づけることが活動を狭めていく可能性もあるわけで。未だよくわからないトップを目指し続ける彼らに通ずる考え方だなあと思った。

 

 

そして、「彼らの巻き起こす嵐に巻き込まれるのは、心地良い」という言葉で文章が締められているんだけど、すごくあったかくてやさしいことばだなあと思った。

 

 

「今の俺なら誰にも負ける気がしねぇっす!」ってイキりながら試験勉強してる櫻井くん想像出来すぎました。

 

 

 

⑤路地裏ギャラリー

ミッキーの原画がお出迎え!

あいばくんしか下書きしてなかった。ディズニーなんで怒らないの?()

 

あいばくんは細いペンでめちゃめちゃがんばって色塗ってて抱きしめたくなった。

 

潤くんは意外とためらいがなくて、サインが可愛い。(笑)

 

にのみやくんは手の向きも足の向きも滅茶苦茶で複雑骨折してるんだけど色塗りはめちゃめちゃ上手。サインが"nino"なの愛おしいな。

 

さとしはやっぱりタッチが絵の描ける人のやつだった。

 

櫻井くんは案の定塗り方きったなくて(笑)でもやっぱり一番可愛いなあ。これ贔屓目なんですかね。

 

振り返るとフリスタⅡの大野智の似顔絵の原画。の下に壁に直筆で似顔絵を書き直してくれてました。ミッキーの三万倍時間かかってそうでした(笑)

 

潤くんのぼかしの効いたやつ、やっぱすきだったなあ。ただ、壁に書くとぼかせないから最新版はピカソの絵画みたいになってた(笑)櫻井くんは書き直しのほうがうまくなってたよ。

 

 

あとは新聞社とのコラボで漫画家さんが書いたメンバーの肖像画も飾ってありました。

新聞で見るのとはやっぱり伝わる色味とか、絵の具の厚みの質感とか、違いがたくさんあって見ているのが楽しかった。

 

 

 

⑤20th Anniversary Journey

LAのお洒落な映像が上映されています。

5人の笑顔がほんっとキラキラしててずーっと楽しそうでしあわせな時間でした。もちろん円盤化よろしくな。フィルム写真のひとりひとりの笑顔、すごくすごくすきだった。スーツの櫻井くんは王子様だったのにグラサンかけた櫻井くんはおちゃめでずるかった。

顔の良い男たちのアフタヌーンティーまじで不思議の国のアリスの世界観。じゅんくんとメルヘンなきのこのツーショット、またも不思議の国のアリス。ただただ20周年のお祝いパーティー!みたいな動画なんだけど5人のキラキラ笑顔が眩しくてちょっとしんどくなった。こんなに5人でいるときが楽しくてたまらない顔するのにこれからこの顔しばらく見れないんだなあと勝手にヘコんだ。

 

 

でもヘコんでる暇なかった!

だって振り返ったら大量のLAのオフショあるからさ!!!!!!!最高!顔が良い!!!!!

 

デジタルフォトフレーム考えた人誰?あれ天才です。むりだった。

 

あと櫻井くんは想像以上にどの写真でも「ありがとっ✌」しててウケる。やたらとハマると擦りたがる悪癖が出てる。まあかわいいからなんでもいいよ!!!!!!

 

さとたんをプールに落とそうとする4人の写真、あれおたく全員が好きなやつなのでポスカに今からでも入れてください。

 

⑥旅で手にした宝物

コンサートのオフショがいっぱいあります!全部5ショット!

お手を触れないでくださいって言われるけどどう考えてもお手を触れちゃうでしょっていう飾られ方してるのでこれから行く人もし読んでたら気をつけてね。

 

箱根温泉お色気ショットさいっこうでした!ごちそうさま!プリクラも2回撮ってて愛おしかった!ひとつは観光地によく置いてる盛れないやつで、もうひとつは"プリと私"という機種で撮ってました!機種は隠されて展示してあるんだけど背景に「atashi」という文字が見えてハッハーーーー!ひらめいちゃったもんね!ツメが甘いね!となりました。まあ機種特定したからなんだって話。あと私はお好みでない機種ですごめん。

 

箱根のお皿は想像以上に大きかったし。ぬいぐるみは想像以上に小さかったし(笑)あれはもうキーホルダーやで。

 

ハワイのヘリの模型と気球を模したダーツの矢?みたいなのも飾られてた。

 

そして伝説のスノードームね。

ウラ面見れないの残念だったけど大野さんの実物見るとより狂ってた。愛が重いわ。

 

そして順路に従って歩いてると巨大アクスタの出現(笑)今度は貝ブラバージョンです。ママのあしつるっつるでした、、、、

 

ゲラゲラ笑いながら歩いてたら突如私の目の前にそびえ立つ5×20の歌詞が書かれた壁。

 

いや情緒。しぬから。勘弁して。

 

 

 

 

⑦"アート"と"ダンス"─大野智の部屋

普段使ってる筆やパレットがそのまま。パレットに明るい色が多くてなんか勝手に嬉しかった。フリスタの自画像も圧巻だったなぁ、、、儚いのに圧倒的な存在感があってしばらく立ち尽くしてしまった。設置されてるモニターには振り付けを考えているときの様子が流れてる。ばっぼいの振り付け。バンクシーのTシャツを着た智担がこれから増えることをここに予言しておく。

 

ベニヤに鉛筆で大野の左手だよって左手をなぞった手形があります。その横に書きかけがあって失敗ですって書いてたの愛しすぎて抱きしめたくなった。

 

あと扉文がさとしの声で再生されちゃうくらいそのまま文字に起こされてて微笑みを禁じえないです。

 

 

⑧"それが生まれる空間" "言葉"─櫻井翔の部屋

 

櫻井くんのおうちのリビングが再現されてます。PONで見たことある壁じゃん!ってなったし自分個人のものより5人でのものをたくさん飾ってる印象だった。噂のGQの盾もあったよ。スノードームコレクションはざっと25個はあった(笑)現代アートに昏いのでおしゃれな絵画たちは何がなんだかだったけど、櫻井くん好きそ〜!っていう絵だった(語彙力)

あっあとルームフレグランスTwitterで出回ってるやつで合ってました👌爽やかでいいにおいした😢

 

テレビには5×20のラップ作詞工程とデモの音声が流れてます。修正前の原案の歌詞に櫻井くんが歌入れしたもの。

 

カメラ入ってない日の櫻井くんの私服、かわいいんだけど?キレ散らかした。水色のシャツもFILAのアウターもめっかわだった😡

 

5×20を書き上げたリビングに、わたし、いたんだよ、、、すごくないですか、、?

 

そして、後ろの壁。

何の変哲もない壁なんだけど。

 

じーっと待っていると、壁に文字が現れる。デモの音声にあわせて櫻井くんの直筆の詞がどんどん完成に近づいていく。

 

気づかないで通り過ぎていく人もいたけど、櫻井くんが好きな人、みんなここに気づいてほしいなあ。ちゃんとこれを見て帰ってほしい。

 

 

櫻井くんの変えた詞は以下の通り

・"あの日から急転"

→"明日からCruising?"

 

・思い出たちがほらね降るの

→思い出たちは土砂降りいつも

 

・嵐のあと星が抜けるように

→嵐のあと星瞬くように

 

・to my homies 

→to all my homies 

 

・少しの傷と沢山のkissを

→少しの傷も沢山のkissを

 

・ずっともっとこうしていたいよ

→揺れる船に響く誓いよ

 

・横に並んで繋いだ手と手

→横に並んで掴んだ手と手

 

 

 

 

"ずっともっとこうしていたいよ"

 

の文字と歌声を聞いたとき、あの場所から動けなくなった。

 

活動休止が決まってから、ずっと櫻井くんは自分の考えを教えてくれなかった。中立を貫いてきた。何考えてるのか全然わからなかった。自分はみんなの意見まとめるのが仕事だってそこに徹して、メンバーにすらちゃんと言えてたのかなって心配になるくらいだった。嵐が大好きであるとともに、大野智を大尊敬している櫻井くんにとっては、自分の意見を持って話し合いに臨むより、みんなの意見を一つにしていくほうが嵐と大野智が決めた意見として合理的に受け入れられると思ったのかもしれない。わからないけど、わたしはずっと知りたかった。櫻井くんがどう思ってるのか。

 

もっとずっとこうしていたいんじゃなくて、

"ずっと""もっと"こうしていたいってさ。

 

一番欲張りじゃん櫻井くんが。もちろんそれはメンバーで持ち寄ったものを詞に起こしてるから、櫻井くんの想いとは限らないんだけど、でも、あれは櫻井くんの本音だったんだと思う。

 

 

その歌詞に二重線が引かれる瞬間がたまらなく苦しかった。葛藤が見えた。個人の想いを乗せるべきじゃないと思ったのか、お別れの歌に寄ってしまうと思ったのか。本人のみぞ知る、だけど。ずっともっとこうしてはいられないんだっていう二重線がいやに焼き付いて離れない。

 

"共にに未来を見つめていたいの ずっともっとこうしていたいよ"

 

 

"共に未来を見つめていたいの 揺れる船に響く誓いよ"

 

思えばさとしパートじゃんここ。

そりゃ提出できないな。(笑)

 

揺れる船に響く誓いって、トップになる夢のことなのか、5人でずっといることなのか、分からないんだけど。

 

そんな未来を共に見つめていたいって、結局ずっともっとこうしてたいってことじゃん。

 

 

天才だよね。こっそり自分の想い忍ばせてるのいじらしいし悲しいけど、そのことばの操り方が、わたしはずっとずっとだいすきなんだ。嘘はつけないけど、正直でもいられない。それで直された歌詞も、海や空を連想しやすくなっていて、すごくきれいで大好き。

 

ずっと知りたかった想いだけど、やっぱりわたしは櫻井くんのファンだから、櫻井くんのお願い事は全部叶えてあげたくなっちゃうの。

 

滅多にお願いなんてしてこないし、わがまま全然言わないし、全部自分で何でもやっちゃう人だから。

 

そんな人の唯一の願いがずっともっとこうしてたいっていう些細な願い事なのに。

 

わたしに叶えてあげることはできない。

力添えをすることすら、できない。

 

 

なんでわたしよりずっとずっと櫻井くんのこと大好きな人たちが4人もいるのに誰も叶えてくれないの、なんで活動休止しなきゃいけないの、なんで、

 

時間が経つごとになんでこの人たち活動休止しなきゃいけないの?の思いしかなくなって物分りのいいふりしてたわたしでいられなくなった。いやだ。櫻井くんが一番大切にしてるもの取らないで。やっぱむり。

 

いつまで経ってもあの場所から動けなかった。

 

 

 

⑨"20年の宝物"─相葉雅紀の部屋

相葉くんの展示物、全然選考基準がわからなくて笑ってしまった。

 

 

やっぱりあいばくんはみんなを楽しい気持ちにさせる天才です。バズりTシャツ見せられちゃあどんなに鬱でも笑っちゃうでしょ(笑)

 

部屋に見立てた壁のイラスト、相葉くんのおうちに寄せてあるのかなあ、、なぜか螺旋階段の絵とかあってどういうイラストなのか気になったんだけど相葉くんのおうち螺旋階段あるんですか????

 

バイクの絵うますぎてびっくりした。めちゃ上手。みんなが怪我したら危ないけど見せたいからって絵を書いちゃう発想が相葉くんだよね。

 

幼少期のまさきくんのお写真たち、可愛すぎて悶えた。あまりにも無垢。

 

 

そして絆のペダルの台本も展示されてました。私が大学受験をともにした東進ブックスの世界史一問一答くらい表紙の使用感がすごかった(伝わらねえ)

 

私は1年近くかけてあの本をしわくちゃにしたけど、相葉くんが撮影していた期間は準備を含めても3ヶ月にも満たないくらいなのかなあと思うので、どれだけの努力を重ねたんだろうと泣きそうになった。トップに上り詰めるということはやっぱり並大抵じゃなくて、あたりまえに地道な努力を継続できるということなんだなあと痛感しました。

 

 

 

⑩"映画"と"ゲーム"─二宮和也の部屋

とにかく圧巻の盾と賞状の数々。全部触らせてあげたかったんだけど時間の都合上一個だけって、どんな器量のデカさなの?ヤバくない?

 

しかも恐る恐る盾を撫でるように触れているとスタッフさんに「全然持ち上げていただいて構わないですよ」と持ち上げることをかなり推奨されます(笑)

 

落としたらどうしようと怖すぎたけどお言葉に甘えて持ち上げました。

 

 

もうね、あまりにも、重たいんですよ。

質量もかなり重たいんだけれど、何かがぎゅっと詰まってる重みを感じた。なんだか泣けてしまった。

 

 

私にとってあらしって、初めて信頼できた大人でもあるんですよ。

 

綺麗事を言う大人ばかりだって端から何事も真正面から受け止められなかった私が、とんでもない努力できれいに叶えてみせる人がいるから綺麗事なんだなって思えるようになったきっかけ。しかもその努力をひけらかさない人たち。結果がすべての世界で生きるひとたち。

 

そんななかで、彼らの努力や苦労の詰まった台本の表紙や、トロフィーの重たさは私を改めて奮起させてくれた気がする。

 

トロフィー、持ててよかったなあ。

うまく言葉にはできない感情がこみ上げたけど、わたしも努力を重ねていこうと決意できたよ。にのみやくんありがとう。

 

 

⑪"嵐のライブにおける、演出の一片"─松本潤の部屋

 

 

潤くんの"リクエストメモ"の一部が飾られています。おそらくリクエストメモというくらいだから別に気になる箇所や発想をまとめたページがあるのだろうなと思うのですが、潤くんには何個目がついていて頭の中はどうなっているんだろうとワクワクしてしまった。

 

誰に見せるでもないのにすごく字がきれいで愛おしかった、、、

 

煽りのタイミングや照明、Jrの動き、ステージの見え方、、、色んな角度からステージをより良くするためのアイデアが詰まっていました。

 

ジャポとはうずのメモを見ることができます。

 

make a wishに書いてた楽器やる?が気になりすぎて夜も眠れません潤くんなにしようとしてたの!あともともとはアンコに置かれてたのね、、

 

はうずの頃は櫻井ソロって書いてたのにジャポの頃にはSソロって書いてて翔潤感じました(他メンはニノソロとか書いてた)

 

とにかくわたしたちを楽しませるためのワクワクするようなアイデアがたくさん詰まっていてわたしもそのクリエイティブな発想を少しでいいから分けてもらいたい、、

 

ファンへの愛ももちろん、あらしへの愛もぎゅっと詰まったメモです!展覧会も終わりに近づいてきているのでじっくり時間をかけて回るべし!

 

 

⑫最後の部屋

潤くんのお部屋を出ると最後のお部屋へ行くための待機場所へ。

 

各局WSでやってた謎の板に謎のメッセージを書くあらしくんたちの書いてたものがどーんと現れます。

 

「いつもありがとう。これからもよろしく。」

 

「嵐最高」

 

「We've all traveled together all this way. with love」

 

「大好き💓」

 

「帰るまでがEXHIBITIONだよ〜。」

 

 

しあわせしかない、、、まだ終わらないで、、、

 

じーっとメッセージを見つめていたら最後の部屋へ案内されます。名残惜しすぎ。

 

ラストは映像でデビューからの軌跡を辿ります。

ピアノ調のA・RA・SHIにのせて。

デビューコンからのコンサート映像を上映してました。

 

 

 

最後に出てきたメッセージは

 

「…and more to come」

 

 

 

 

すきしかない!あいされすぎてる!しあわせ空間!!!!!!!!!!

 

 

 

 

上映を終えて外に出ると速攻でグッズ売り場。浸らせろ。と言いつつ私の右手にはもうカゴが。

 

 

 

あれ?ここ、本当にグッズ売り場?

東京為替市場ではなく?

 

飛び交うクレカと万札。しゅごい。

ここが日本経済の中心地か?

 

 

かく言う私も計算していたより1万円分多く購入してしまった。

だって展示されてるLAのオフショ見たら全部欲しくなるしさ〜。ミッキーの原画なんて見ちゃったら愛着しかないしさ〜〜。気づいたらポンポンかごに入ってたよね。

 

いいんです。しあわせなんですから。

 

 

そして買い物を終えると写真撮影ブースへ。

ジオラマとロゴは自由に撮影させてもらえます。

 

そしてあらしとのお写真は3枚スタッフさんに撮ってもらえます。そのあと嵐単体でもキレイに撮ってくれるから嵐撮れなくても焦らなくて大丈夫。

 

 


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非常に濃密な時間でした。

2時間位で外に出ました。

 

 

絵がかけたらもう少しうまくレポできるんでしょうが、絵心が皆無なので文字で攻めてます。レイアウトや雰囲気は実際に行ってお楽しみいただければ。

 

 

 

嵐を愛する人、全員が無事にこの展覧会に行けたらいいなあ。

 

ふとしたときにしんどくなったりもするけど、しあわせいっぱいでした!あらしありがとう!だいすきです。

 

幸せな痛みなんて、知らなくてよかった。

ベストアルバム発売の知らせを受けた日から、ずっとずっと楽しみにしてきた。

 

 

やっと20年のお祝いの気持ちをかたちにして届けることができる。

手元に置いておくことができる。

 

 

 

アニバーサリーツアーの後半戦。

次々決まっていく音楽番組。

そしてベストアルバムの発売。

 

 

”活動休止前”の嵐としてじゃなくて、”デビュー20周年”の嵐として、取り上げてほしい。盛り上げてほしい。

 

そう願い続けてきたし、楽しくお祝いをするための時間なんだって私もずっと思って、嵐を応援してきた。

 

だけど、活動休止前だからってフィルターをかけていたのは、ほかでもない私だったかもしれない。

ずっとずっと、自分に言い聞かせてきたのかもしれない。

 

 

わたしは、嵐のこれからが、見えなくなってしまった。

5×20を聴いて素直に感動できる人間じゃなくなってしまった。

 

しあわせなのに。

しあわせだからこそ。

寂しいし、愛おしいし、苦しいし、うれしいし。

痛い。

 

できることなら、こんな種類の幸せを、わたしは知らないままでいたかった。

櫻井くんの言う”宝箱”は、もっと実感を伴わない距離にあるものであってほしかった。

 

わたしは、わたしたちは。

ものすごく大きな宝箱を手に入れてしまった。

何の覚悟もなく。入れるものもわからないまま。

 

 

 

ねえ、あらしのみんな。

言いたいことがたくさんあるんだよ。

 

まとまっていないかもしれないけど。

届かないに決まってるけど。

それでも、言わずにはいられないよ。

ひとりきりでこんな大きな宝物は抱えられないよ。

 

だから、わがままな私の話を少しだけ聞いてほしい。

 

 

 

 

2009年。

わたしは、日本国民全員が櫻井くんに恋に落ちていたあの頃に。

案の定、恋に落ちた。

 

 

気づいたら、私はあらしの半分を追いかけていたんだね。

もう10年も経ったんだね。

 

わたしは櫻井くんが好きで。

ずっとずっと彼を追いかけて、一挙手一投足に一喜一憂したり、メロメロになったり。

そんなことを繰り返していく中で、気づいたことがある。

 

わたしの一番好きな櫻井くんはステージに立ってキラキラしてるアイドルの櫻井翔くんで。

そのなかでも、4人といるときの、周りに何万人ものファンがいるのにその瞳には4人しか映っていないようなときの、櫻井くんの笑顔が一番大好きだ。

 

わちゃわちゃしてる4人をお母さんみたいに微笑んで見守ってるときも。

だれかの言葉に顔をくしゃくしゃにして笑っているときも。

メンバーを鼓舞するためのお兄ちゃんな笑顔も。

 

どう頑張っても私に引き出すことのできないその笑顔が、大好きだった。

”嵐”の櫻井翔であるその瞬間が、櫻井くんは一番素敵だ。

 

わたしには引き出すことのできないその笑顔も、わたしが彼らに風を送り続けていれば、見られるものだと思っていた。

 

風を送り続けているうちに、わたしの大好きな櫻井くんを見せてくれる4人が。

嵐が。

大好きになってしまっていた。

後戻りできないところまで。

 

もうわたしは、4人が櫻井くんを泣かせたとしても、嫌いになれないところまで

ちゃんと、好きになっていたんだよ。

 

櫻井くんの夢を、宝箱にしまわなくちゃならないところまできても。

報道のお仕事ですら嵐に還元するため、嵐だからできている仕事、と常々言ってきた櫻井くんに「ひとりでできることをやり続けるしかない」と言わせてしまうところまで来ても。

 

わたしはどうしようもなく、嵐が好きだった。

 

だから、嵐がたくさんの番組に出て歌って踊って、最高のパフォーマンスをするたびに。

毎日毎日いろんなうれしいお仕事のお知らせをしてくれるたびに。

 

わたしはそれを見られなくなるその日を思って、

素直に喜べなくなってきてしまった。

 

楽しく彼らを追えば追うほど、時の流れは速くなっていく。

リミットは、迫ってくる。

 

もう少し時間がゆっくり流れたらいいのに。

そう思って、もうそんなに頑張らなくていいよと何度も言ってしまいそうになった。

あらしは、5人でいたいだけなのに。わたしたちに伝えたいことがあるだけなのに、ね。

 

 

まだ時間がなくて曲は聞けていないんだけど。

歌詞カードの5×10のあった場所には、Everythingがあって。

マイガールから始まる、新しいブックレットがあって。

 

それだけ時が流れたんだなあ。

 

久しぶりにCDショップに電話して予約したアルバム。

その日のうちに売り切れたよね。

あんなにドキドキしたのはいつぶりだろう。

BeautifulWorldくらいかな。

 

 

CD引き取りの列はみんな嵐で、ショップ内も嵐が流れてて、展示がされてて。

メンバー紹介の白々しい説明を横目で見ながら引き取ったCD。

 

あらしからのものすごい重たさの愛を受け取ったら、だいぶ財布はペラペラになってたけど。それすら愛おしかった。

 

店員さんにレシートを渡すときに「おめでとうございます」って言われて、

おめでとう、だよねってちょっとだけ気持ちが上に向いたけど。

 

観るのが怖くてとりあえず初回Bから開封した。

嵐、めちゃめちゃ踊ってきたし、クオリティ上がっちゃってるのが本当にすごい。

歌は格段に上手になってて、楽曲の幅があまりに広がりすぎてるのがすごい。

自分たちの立ち位置に慢心せず、静かにその爪を磨き続けてきたのが手に取るようにわかって。

 

この期に及んでまだ一般人を沼落ちさせる気なの?

ベスアル落ち、だいぶ発生しちゃうでしょ。

 

 

song for youじゃなくて「未完」で終わらせちゃうのが、やっぱり嵐だよねえ。

 

 

なんて、結構楽しんで見られた。

 

いったんご飯を食べて、シャワーに入って。

ひと気合入れて。

 

やっぱり踏ん切りがつかなくて学校の課題を終わらせて。

いよいよすることがなくなって。

 

5×20のMV、の円盤を観なきゃいけなくなった。

 

 

 

正直、見てしまったことを後悔している。

 

 

 

 

 

 

なんでこのひとたち、活動休止しなきゃならないんだろうか。

 

 

 

 

 

 

そんなこと、最後の最後まで、考えないことにしたかった。

 

海岸で風に吹かれてたたずむ5人が。

水平線を見つめる5人が。

 

このまま消えてしまいそうなくらい儚かった。

 

わたしたちじゃなくて、嵐に向けて嵐が歌う曲。

手にするのは私たちなのに、作った動機も、MVを届けたい先も

全部嵐のためなあらしが、相変わらずすぎて。

 

それをわたしたちが何より求めていることも、お見通しで。

 

なら、ずっとずっと蚊帳の外でよかった。

5人だけの大切な時間に、私たちを入れてくれなくてもよかった。

たまに、その大切な思い出を少しだけおすそ分けしてくれるのが幸せだったのに。

こんなのぞき見みたいなこと、したくなかった。

 

 

ねえ、あらしは全然わかってないね、女心ってやつ。

 

 重たい男は好かれないんだよ。

 

重たすぎるよ。

愛が、重い。

 

優しすぎる男は、遊ばれちゃうんだよ。

ねえ。

 

 

なんでこんなに痛いのに幸せを感じちゃうんだろうね。

 

わたしがあなたたちを振れないこと、分かってるでしょう。

ならそっちから手ひどく振ってよ。

 

わたしはずっとそのタイミングを待ってるんだよ。

もう二度と人を好きにならないと思えるほど、めちゃくちゃに振ってくれればいい。

私を置いていけばいい。

なのに、あらしはそんなわたしをわかって優しく振り返って。

ついていけない私を待ってる。

 

やさしさが、つらいよ。

 

 

何も知らないまま、今月いっぱいでやめるよって教えてくれたら。

わたしはこの曲をもっと純粋に楽しめた。

歌って踊る嵐の姿を素直にかっこいいと思えた。

これから幾度も、

 

いつかこれが見られなくなる、

あと何回見られる?

いつが最後になる?

 

そんなことを頭のどこかでぼんやりと考えながら嵐を見続けなくちゃならない。その日まで。

 

こんなに早く知りたくなかった。

 

 

 

 

だけど、ぎりぎりに聞かされていたなら、

もっともっといろんな後悔が残ることもわかってる。

 

だけど、みっともなく駄々こねたくないんだよ。

ずっとずっとここにいてなんて、言いたくないの。

 

あと2年なんて思ってたあの会見からもう5か月が経つ。

残り2年のリミットは、もう1年半になってる。

 

 

歌ってる櫻井くん、見たことない顔してた。

初めて見る表情だった。

何を考えてたんだろう。

 

 

白いシャツが風に翻って、そのままほどけて海に消えていきそうだった。

 

札幌初日、練習期間も、時間も聞いてたけど。

炎症を起こしてたのか包帯でぐるぐる巻きの手を見て、息が止まりそうになった。

何に追い立てられてるの。お祝いのため?ファンのため?

それだけじゃないでしょう。ねえ。何と戦ってた?

 

後半初日の名古屋のアンコールの時のみんなの顔。

何がいつも通りだったよって言っといてだよ。

ねえ。じゃあなんでそんな顔するの。

 

櫻井くんのはじける笑顔は、いつもさとしのそばにあったね。

あらしのそばにあったね。

これから、いつまであの笑顔が見られなくなるんだろう。

 

untitledのジャケット写真の海岸と、撮影場所は同じなのかな?

こんな伏線の回収のされ方は、あんまりうれしくないね。

 

海と、空。

わたしはそこからいつも大野くんを連想してしまう。

というか、大野くんの求める自由のイメージ、なのかな。

 

こんなに嵐が嵐を思ってるのにいったん区切りがつけられなければいけないことが、本当に本当に嫌だけど。

 

大野くんが絵を描けるようになったことはすごくすごくうれしいし。

何かが吹っ切れたみたいに楽しそうに笑って、すがすがしい表情をしている姿を見たら、よかったのかな、って思ってしまう。

 

たぶんね、大野くんの求める自由って

”甘やかされない環境”だとおもうんだよね。

肩書きで持ち上げられたり、誰かに支援をされないような環境で、うまくいかないことも含めて楽しみたいんじゃないかな。

だって、あらしにいたら大野くんは嫌でも甘やかされちゃうから。

あらしで長いお休みを取っても納得いかなくてお休みを求めたのは、そういうことなんじゃないかなって思う。

 

 

櫻井くんは、もっと深いところまで、きちんと、分かっているんだろうな。

こればっかりは、5にんにしか、わからないことだね。

 

 

海を眺める5人が、同じ方向を向いていることに安心した。

だけど、最後のセリフで。

 

わたしはわからなくなっちゃった。

 

またね、のありがとうなのかな。

ばいばい、のありがとうなのかな。

 

 

このひとたち、ちゃんと戻ってくるのかな。

海の上で産声を上げ、クルーザーでこの島にやってきた彼らは。

今度はそれぞれの船で船出をして。

また、戻ってこられるのかな。

 

 

 

二宮くんが「これからもずっと続けていく人たちの20年とは違う」とはっきりと言って寄り添ってくれたこと。

「顔を見なくても言いたいことがわかるから、顔を見なくてもいい」なんて言えちゃう相葉くん。

「また5人でここに来れたことがうれしい」と笑う潤くん。

「5人にしかわからないことってあるんだろうねえ」と説得力100万パーセントのさとし。

「大がかりな活動をしてきたつもりはなくて、こじんまりやってきたのに」なんてこの期に及んで言ってる櫻井くん。

 

ぜんぶぜんぶ知ってる嵐で。

知らない嵐だったな。

 

 

あと1年半。

またわたしが幸せで。

さみしくて、愛おしくて。

つらくて泣きたい時が何度も来ると思う。

 

 

だけど、やっぱりその痛みすら、忘れないように大切に抱えて生きていきたいよ。

あらしがくれたのは、大きなプレゼントじゃなくて宝物をしまう宝箱、だったように思う。

 

 

古語で”かなし”は”愛し”って書くように。

愛おしいから、悲しいこともある。

 

 

だからね、いつかこんな日も愛おしく思えるよね。

 

 

 

 

あらし、20周年おめでとう。

これからもずっとずっと大好きです。